541 古代ギリシャで誕生した哲学「死後、魂は黄泉の国に下る」『魂は、影のようにフワフワと揺れて、言葉も語れない』

パワーフレーズ
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Weathered marble statue of an old bearded thinker, contemplating life. Wallpaper featuring a Greek philosopher carved in white stone with a blurred background of a park's natural scenery with trees

1 今日のパワーメンターと著書

オザビエル

今日は、オザビエル(私)が、

学習院大学教授

左近司 祥子(さこんじ さちこ)さんと

学習院大学非常勤講師

小島 和男(こじま かずお)さんの共著

『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』から学んだ

自分の心にゆとりを生む

パワーフレーズをお届けします。

2 死後どうなるかは、答えは様々である

学校で教えない教科書<br> 面白いほどよくわかるギリシャ哲学―ソクラテス、プラトン、アリストテレス…現代に生き続ける古典哲学入門

死後どうなるかは、古今東西、各宗教間で、答えは様々である。

古代ギリシャでも、意見の統一は見られなかった。

ただ、最も一般的なものとして考えられているのが、

ホメロスの『オデュッセイア』に出てくる一節である。

いろいろな地を放浪した知将オデュッセウスは、

とうとう黄泉の国にまで行き、

そこで多くの知り合いの死者のと出会う。

は、影のようにフワフワと揺れて、言葉も語れない

友人のアキレウスを見つけるが、

声をかけても、返事は返って来ない。

動物のを流してやると、

そのを飲んではじめて、話し始めるのだった。

Illustration of the sculpture of Plato. The Greek philosopher. Plato is a central figure in the history of Ancient Greek philosophy.

3 死後の世界は楽しくないところだ⁉ 

学校で教えない教科書<br> 面白いほどよくわかるギリシャ哲学―ソクラテス、プラトン、アリストテレス…現代に生き続ける古典哲学入門

この話からわかるのは、ギリシャ人は、

死後には黄泉の国に下り、ただの影となってうろついていると考えていたらしいということだ。

 

この話は、さらに、アキレウスの嘆きへと続く。

死しても王者として、従者のにかしずかれているアキレウスは、

それをよみするオデュッセウスに向かって言う。

死して、死者たちのになるより、他人の土地を耕す奴隷でいるほうがいい

 

死後の世界はギリシャ人には、楽しいところではなかったようである

4 オザビエルの願い

オザビエル

心理学博士の小林正観さんは、

だけというのは肉体を持っていないので、もやかたまりです。

ゆえに、病気をしない。事故にも遭わない。

はんを食べる必要もない。眠くならない。

風呂ふろに入らなくていい。トイレに行く必要もない。

面倒めんどうくさいトラブルが起きない』

とおっしゃっています。

死後の世界は、面倒なことのない、楽なところのようですが、

ギリシャの人たちが思ったように楽しいところではないようです。

やはり生きて、病気や事故、災害やトラブルがあっても、

「楽しくて面白おもしろい人生だったなあ」と喜べるほうがいい━━

出典 『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』 左近司 祥子(さこんじ さちこ) 小島 和男(こじま かずお)共著 発行所 日本文芸社 画像はヤフー検索から

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