
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
学習院大学教授
左近司 祥子(さこんじ さちこ)さんと
学習院大学非常勤講師
小島 和男(こじま かずお)さんの共著
『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』から学んだ
自分の心にゆとりを生む
パワーフレーズをお届けします。
2 死後どうなるかは、答えは様々である

死後どうなるかは、古今東西、各宗教間で、答えは様々である。
古代ギリシャでも、意見の統一は見られなかった。
ただ、最も一般的なものとして考えられているのが、
ホメロスの『オデュッセイア』に出てくる一節である。
いろいろな地を放浪した知将オデュッセウスは、
とうとう黄泉の国にまで行き、
そこで多くの知り合いの死者の魂と出会う。
魂は、影のようにフワフワと揺れて、言葉も語れない。
友人のアキレウスの魂を見つけるが、
声をかけても、返事は返って来ない。
動物の血を流してやると、
その血を飲んではじめて、話し始めるのだった。

3 死後の世界は楽しくないところだ⁉

この話からわかるのは、ギリシャ人は、
死後には魂は黄泉の国に下り、ただの影となってうろついていると考えていたらしいということだ。
この話は、さらに、アキレウスの嘆きへと続く。
死しても王者として、従者の魂にかしずかれているアキレウスは、
それを嘉するオデュッセウスに向かって言う。
「死して、死者たちの王になるより、他人の土地を耕す奴隷でいるほうがいい」
死後の世界はギリシャ人には、楽しいところではなかったようである。
4 オザビエルの願い

心理学博士の小林正観さんは、
『魂だけというのは、肉体を持っていないので、もやの塊です。
ゆえに、病気をしない。事故にも遭わない。
ご飯を食べる必要もない。眠くならない。
風呂に入らなくていい。トイレに行く必要もない。
面倒くさいトラブルが起きない』
とおっしゃっています。
死後の世界は、面倒なことのない、楽なところのようですが、
ギリシャの人たちが思ったように楽しいところではないようです。
やはり生きて、病気や事故、災害やトラブルがあっても、
「楽しくて面白い人生だったなあ」と喜べるほうがいい━━。
出典 『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』 左近司 祥子(さこんじ さちこ) 小島 和男(こじま かずお)共著 発行所 日本文芸社 画像はヤフー検索から
