583 『中国古典の名言至言』三国干渉を受け入れた後「臥薪嘗胆」の言葉が流行した

パワーフレーズ
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飛行機雲と青空 pla0026-024

1 今日のパワーメンターと著書

オザビエル

今日は、オザビエル(私)が、

慶応義塾大学名誉教授

竹内 吉雄(たけうち よしお)さんの著書

『中国古典の名言至言 ベスト100』から学んだ

ビジネスの武器として使える

名言至言をお届けします。

2 リベンジは死にものぐるいで、徹底して

ビジネスの武器として使える中国古典の名言至言ベスト100英訳つき[竹内良雄]

臥が薪しん嘗しょう胆たん

出典『十じゅう八はっ史し略りゃく 』

 

訳=「朝夕に薪たきぎの上で寝起きし…獣の胆きもを仰あおぎ、これを嘗なめる」

 

英訳

Sleeping on firewood and tasting gall.

3 復讐を忘れないために、朝晩、薪の上で寝起きした  

ビジネスの武器として使える中国古典の名言至言ベスト100英訳つき[竹内良雄]

春秋末期、呉と越は激しい戦いを繰り広げた。

紀元前496年、呉王闔閭こうりょは越王句践こうせんに檇すい李りで敗れ、重傷を負うと、太子の夫差ふさを呼んで告げた。

「お前の父が句践に殺されたことを忘れるな」

 

こうりょの死後、呉王夫差は復ふく讐しゅうを忘れないために、

朝晩、薪たきぎの上で寝起きした。

出入りの際には、臣しん下かに言わせた。

「夫差よ、よもや父が越王に殺されたことを忘れまいな」

 

やがて夫差は越を破り、会稽山かいけいざんで句践が夫差の臣下として仕えることで句践を許した。

重臣の伍子ごし胥しょは決して許してはならないと反対したが、

夫差は無視した。

飛行機雲と青空 pla0005-009

4 部屋に獣の胆を吊し、それを嘗めた

ビジネスの武器として使える中国古典の名言至言ベスト100英訳つき[竹内良雄]

今度は、句践が復讐を誓う番となった。

句践は、部屋に獣の胆を吊し、それを嘗めて、自分に、

「会稽の恥はじを忘れはしまいな」

こう言い聞かせて、呉への復讐の念ねんに燃えた。

かくて苦節20年、句践は呉を攻め、夫差を姑蘇こそ山ざんに追い詰つめた。

夫差は越に和を請こうたが、句践は、重臣の范蠡はんれいが、断だん固こ反対したため、受け入れなかった。

夫差は、

「伍子胥に会わせる顔がない」

こう言って、布で顔を覆おおい、自殺した。

5 大事なことを成すために、あえて自分を苦しい状況に追い込む

ビジネスの武器として使える中国古典の名言至言ベスト100英訳つき[竹内良雄]

この故事から、復讐を忘れないために、

固い薪の上で寝起きしたり、苦にがい胆を嘗めたりするような苦しい状況に身をおくことを「臥薪嘗胆」と言うようになった。

 

とかく人間は、何事につけても忘れやすい動物だ。

であるから、大事なことを成すために、

あえて自分を苦しい状況に追い込む。

こうして、復讐に限らず、決心を忘れないようにすることも大切だ。

6 オザビエルの願い

オザビエル
日清戦争後、日本は、ロシア・ドイツ・フランスの三国干渉を受け入れ、遼東半島を返還しました。
これに反発した国民たちの間に「臥薪嘗胆」の言葉が流行しました。
今回、初めて「臥薪嘗胆」の由来を知りました。
怖い話です。
争いのない世界を願っています。

出典 『ビジネスの武器として使える 中国古典の名言至言 ベスト100』 竹内 吉雄(たけうち よしお)著 発行所 株式会社 集英社 画像はヤフー検索から

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