
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
弁護士
湯川 久子(ゆかわ ひさこ)さんの著書
『ほどよく距離を置きなさい』から学んだ
ゆっくりと、時間をかけて、もつれた糸をほどいていく
パワーフレーズをお届けします。
2 親に頼り切った子ども、子離れできない親が増えている

モンスターペアレンツ、パラサイトシングルという言葉が一時流行していましたが、
今や、自己中心的かつ理不尽な要求を押し通そうとする親、
親がいなければ何も一人で決められない子、
という親子関係は、増える一方のように感じます。
戦前の母親の多くは、次から次へと子供を産み、育てていたこともあって、
1人の子どもにかかりきりで面倒を見ることができませんでした。
子どもたちは、肉体的に大人になるのと同時に精神的にも大人になり、
親離れ、子離れをしていきました。
戦後は2、3人の子どもを掌中の玉のように育て、
少子高齢時代の今は、1人の子どもをかかりっきりで育てるようになり、
親に頼り切った子ども、子離れできない親が増えているように思います。
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3 「あなたは私の言うとおりにしておけばいいの」

離婚問題にも親が出てきて、子どもの人生を決めようとする場面に出会うことも増えました。
もちろん、離婚など、人生の一大事に肉親が力になって、
一緒に乗り切ろうとしてくれることはありがたいことですが、
あたかも、小学生のように子供をかばい、守っている様子です。
ある離婚相談のときのことです。
「私は、娘を完璧に育ててきたのです。だから、娘が悪いなんてありえません」と主張し、娘に、
「あなたは私の言うとおりにしておけばいいの」と、母親は言い放ちました。
私は言葉を失いましたが、母親が話し終えてから、
思い切って娘さんにこう言いました。
「あなた自身も、離婚になった原因をよくよく考えてみてはどうかしら。性に合わない人だったら、どんなにお母さんから言われたことを完璧にやっても、ダメだと思うの」
娘さんは、ハッとしたような顔をして、
「考えてみます」と言って帰られ、内心ホッとしました。
4 親子であれ、夫婦であれ、お互いを一人の大人として扱うこと

親にとって、子どもは、いつまでも子ども。
私も、娘と息子がいますから、その気持ちはよくわかります。
しかし、社会的には20歳を過ぎた子どもは、大人です。
社会において、自分の責任は自分で取らなくてはなりません。
もちろん、病弱な場合など、子が親に援助してもらう場合や、
子が親の老後の面倒をみるなど、
助け合い、思いやって生きていくことは大切です。
しかし、子どもの人生は、子どものものであり、
夫婦間のことには、親子であっても、そこには境界線があると思います。
親子であれ、夫婦であれ、互いを一人の大人として扱うこと。
それは、今の時代に不可欠な家族のルールのように思えるのです。
5 オザビエルの願い

- 親に頼り切った子ども、子離れできない親が増えている。
- 親子であれ、夫婦であれ、互いを一人の大人として扱うこと。
- それは、今の時代に不可欠な家族のルール。
特に母親は、自分のお腹から生まれた子どもを、まさに掌中の玉のように育て、自分のこと以上に心配でたまりません。
20歳を過ぎた子どもでも、愛情から、ついつい関わってしまいます。
一人の大人として、適切な距離を置いて、援助していくことが肝要です。
出典 『ほどよく距離を置きなさい』 湯川 久子(ゆかわ ひさこ)著 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

