
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
学習院大学教授
左近司 祥子(さこんじ さちこ)さんと
学習院大学非常勤講師
小島 和男(こじま かずお)さんの共著
『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』から学んだ
自分の心にゆとりを生む
パワーフレーズをお届けします。
2 「人間なのだから、人間の分をわきまえろ」

「汝自身を知れ」。
ギリシャには「7賢人」がいる。
紀元前6世紀に活躍した人々で、タレスもその1人である。
他には、アテナイの政治改革に努めたソロンがいる。
先の言葉は、彼がデルポイに奉納したものと言われている。
この言葉は、決して、今流行の「自分探し」の勧めではない。
「お前の分を知れ」と叱責されているのである。
しかも、この言葉は、神殿の前にある。
だとすれば、叱責しているのは神、
「汝」と言われているのは、詣でに来た人間だ。
当然、知らなければならないのは、人間の分ということになる。
「人間なのだから、人間の分をわきまえろ」
という神からの忠告だった。

3 哲学者はすべて「人間」を語る

何かを考える時に、何を対立項として置くかは、
答えを分けるポイントとなる。
例えば、「愛」を考える時に、対立項として「憎しみ」を挙げるか、
「必然」を挙げるかによって、語られる「愛」の姿が変わってくる。
プラトンは『ティマイオス』という本の中で、
後者を選んで「愛」を考察していった。
哲学はすべて「人間」を語る。
さて、その時の対立項は?
4 オザビエルの願い

「汝自身を知れ」
自分が無知であることを自覚し、その自覚に立って真の知を得、正しく行為せよ。(ソクラテスが行動上の標語としたもの)
もともとは「身のほどを知れ」「自分のことを忘れるな」という処世上の教訓であったようです。
いくら学んでも、無知から脱却できるものではありませんが、
謙虚に学習し、ほんの少しずつでも、人を喜ばせる行動を、
増やしていきたいものです。
出典 『面白いほどよくわかる ギリシャ哲学』 左近司 祥子(さこんじ さちこ) 小島 和男(こじま かずお)共著 発行所 日本文芸社 画像はヤフー検索から

