528 松下幸之助が教える鉄則4「自分本位になるな、正しい倫理観に徹せよ」

パワーフレーズ
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出典 画像 松下政経塾

1 今日のパワーメンターと著書

オザビエル

今日は、オザビエル(私)が、

パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、

PHP研究所創設者

松下幸之助(まつした こうのすけ)さんの永久保存版

松下幸之助の見方・考え方』から学んだ

マネジメント・リーダーらしい

ひと言」をお届けします。

2 「お客さんに申し訳ない」 

松下幸之助の見方・考え方

松下幸之助は、仕事に対して強い責任感、倫理観を持っていた。

それは、今ちまたで言われるCSR(企業の社会的責任)、企業倫理などが

取りざたされるずっと前からである。

 

第二次大戦直後、松下電器が苦難の時代にあったころの話である。

 

当時、松下きっての赤字工場は、真空管しんくうかん工場であった。

他社から仕入れている真空管を、

何とか自社生産に移行したいと技術の向上に努めていたものの、

容易に結果が出ない。

そのために赤字になっていたのだ。

 

製造にしても、商工省(現・経済産業省)の品質規制では、

「合格品」ではなく「二級品」にしか当たらないものばかり。

工場には、二級品が3万本も積み上げられる状況となっていた。

 

そんなとき、対応にりょしている工場長のもとに、

秋葉原の電気街の人が訪れ、

その二級品をクズとして買いたいと言ってきた。

3万本を100万円で買い取ると言う。

工場長は、これさいわいと売り払った。

ところが、しばらくして、その真空管が、松下とよく似たマークがついて市場に出回り出したのである。

売り払った悪品あくひんが横流しされたのだ。

 

幸之助に呼ばれて事実をただされた、工場長は理由をかれ、

工場経営の苦しさを正直に訴えた。

苦しくて、一銭の金でも回収したいと思って売ったのです

出典 画像 松下政経塾

3 「いかに苦しいことがあっても、心を売ってはならん

松下幸之助の見方・考え方

それを聞いて幸之助は、たとえ赤字であっても、

工場での懸命けんめいな経営努力を知っているからこそ、

しかりもしなかったではないか、

さとしながら次のように続けた。

きみ、事業というものは、いかに苦しいことがあっても、

心を売ってはならん

きみは、たかが100万円のために、

松下の事業精神を冒涜ぼうとくしたことになるぞ。

もちろん、事業は一銭の金を惜しんで経営すべきものである。

しかし、時と場合によっては、

100万円の金を惜しんではならんことがあるのだ。

そこのところのくつがわからんようでは、立派な仕事はできんぞ

 

幸之助は、このように、業績以上に、

商品を利用するお客様により満足してもらいたい、

社会の要望に最大限に応えるサービスを実現したい、

という気持ちに徹して、仕事に取り組むべきだと考えていたのだ。

 

組織が大きくなると、お客様に直接接する社員の比率が小さくなり、

仕事のりんじょうかんが失われて、

自分本位の感覚で仕事をしがちになってしまう。

マネージャーは、その恐ろしさを部下以上に敏感びんかんにとらえ、

自分の仕事が、お客様の大きな満足につながっている、

という信念しんねんてっしなければならない。

 オザビエルの願い

オザビエル

松下幸之助さんの教えから、今日の学びは、

 

  • 事業というものは、いかに苦しいことがあっても、心を売ってはならない。
  • 組織が大きくなると、お客様に直接接する社員の比率が小さくなり、仕事のりんじょうかんが失われて、自分本位の感覚で、仕事をしがちになってしまう。
  • マネージャーは、その恐ろしさを部下以上に敏感にとらえ、自分の仕事が、お客様の大きな満足につながっている、という信念しなければならない。

企業は、「お客様本位」の運営を進めていかなければならない。

企業の都合ではなく、お客様の利益や満足を最優先に考えて、意思決定・行動をすることがきわめて重要です。
どの職業でも、相手が喜ぶことを行うと、自分も嬉しいものです。

出典 『松下幸之助の見方・考え方』 PHP研究所編 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から

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