
出典 画像 松下政経塾
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、
PHP研究所創設者
松下幸之助(まつした こうのすけ)さんの永久保存版
『松下幸之助の見方・考え方』から学んだ
マネジメント・リーダーらしい
「ひと言」をお届けします。
2 「きみ、座布団が裏返しや」

このエピソードには、接待についての心構えや、仕事への徹底ぶりなど、学ぶべきさまざまな要素が含まれている。
中でも、『小さなこと』へのこだわりは、松下幸之助が社員に対して、
常に強く訴えたことへの一つである。
同じころの話として、次のような出来事も伝えられている。
季節は冬、場所も同じ真々庵の一室で、
社員との打ち合わせをすませた幸之助は、
帰宅のために部屋を出たとき、
見送りに出てきた社員に厳しい調子でこう言った。
「きみ、電気ストーブのスイッチ、切れや。
誰もおれへんのに、つけとく必要はない。
それに危ないやろ、火事にでもなったら」
その社員は、仕事に関することでもない、こんな些細なことに、
松下グループの総帥ともあろう人が、
こまごまと注意を促すことに驚いたそうだ。

出典 画像 松下政経塾
3 むずかしいことよりも平凡なことを大事にする

その答えとして、昭和34年、幸之助は、新入社員に対する講話で、
このような話をしている。
「お得意先から、一つの仕事を頼まれる。
そのとおり、社内なら社内に連絡する。
それで、もう用事は果たしている。
けれども、それだけではいけない。
『あなたに頼まれたことを、社内のだれだれに言っておきました』
ということを、また電話なら電話をかけて言う。
そうしたら、松下の人は、非常にていねいやな、
とお得意先が満足するわけです。
何でもないことだけれども、こういうことができる人は、
私は、だんだん信用を積んでいくと思いますね。
また、重宝がられる人になるには、
そうしたことを怠らないことが第一歩だと思うんです。
だから、世の中で相当の仕事をするとか、しないとかというときに、
その人の頭の良い悪いもあるでしょうけれども、
それ以上に大きな力というものは、
そういう些細なところから築かれてくるということ、
の理解が大事なんです」
むずかしいことよりも平凡なことを大事にして、
それを積み重ねて基礎をつくり、
その基礎の上に、自らの経験を生かしていく。
幸之助自身、そうした姿勢に変わりがなかったからこそ、
事業を大きく発展させることができたのである。
上位のマネージャーになれば、
小さなことはつい部下に任せきってしまう。
それ自体は、決して悪いことではない。
しかし、仕事というものが、
平凡なことや小さなことの積み重ねで成り立っているとすれば、
些細なことをおろそかにしない進め方を、
マネージャーは、部下にきっちりと認識させなければいけないのだ。
4 オザビエルの願い

松下幸之助さんの教えから、今日の学びは、
- 松下幸之助が社員に対して、『小さなこと』へのこだわりは、常に強く訴えたことへの一つ。
- むずかしいことよりも平凡なことを大事にして、それを積み重ねて基礎をつくり、
その基礎の上に、自らの経験を生かしていく。
仕事は、平凡なことや小さなことの積み重ねで成り立っているので、
些細なことをおろそかにしない仕事をしていきましょう。
そして、マネジメント・リーダーとして、その進め方を、
部下にきっちりと認識させていきましょう。
出典 『松下幸之助の見方・考え方』 PHP研究所編 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から
