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応仁の乱と戦国大名をわかりやすく解説します。
目次
1 応仁の乱(おうにんのらん)
1467(応仁元)年 応仁の乱が起こった。8代将軍足利義政(あしかがよしまさ)の時に、京都を主戦場として戦った。
将軍のあとつぎ問題をめぐって、有力な守護大名の山名氏(やまなし)[西軍]と細川氏(ほそかわし)[東軍]の 対立から、11年の間続いた。
→ 京都の多くの寺社や貴族の屋敷が焼かれ、幕府は力を失った。
→ 山城(京都府)では、山城国一揆(やましろのくにいっき)が起こった。= 武士と農民とが守護大名を追いはらって自治(じち)を行った。(1485~1493年)
→ 加賀(石川県)では、加賀一向一揆(かがのいっこういっき)が起こった。= 一向宗の信者が守護大名をたおして約100年間にわたって自治を行った。(1488~1580年)
→ 低い身分の者が上の者をたおす下剋上(げこくじょう)の風潮(ふうちょう)が広がった。
2 戦国大名(せんごくだいみょう)
戦国大名が各地に登場し、戦国時代となった。
- 近くの大名との戦いに備えて、強力な軍隊をつくった。
- 平地に大きな城(しろ)を築き、家来を集め、商工業者を呼び寄せて城下町(じょうかまち)をつくった。
- 独自の分国法(ぶんこくほう)を定めて、国全体を支配する新しい政治を行った。
戦国大名の武田信玄(たけだしんげん)のイラスト
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 応仁の乱(おうにんのらん)- 1467(応仁元)年
〇 足利義政(あしかがよしまさ)- 8代将軍
〇 下剋上(げこくじょう)
〇 戦国大名(せんごくだいみょう)→ 戦国時代
〇 城下町(じょうかまち)
〇 分国法(ぶんこくほう)
👉国民・専門家・AIがガチで選ぶ最強の戦国大名はだれ? 次から選びなさい。
A 武田信玄 B 上杉謙信 C 織田信長 D 豊臣秀吉
☆ふり返り
◇ ①~⑥に当てはまる言葉を答えなさい。
1 (①)の乱
1467(応仁元)年 ①の乱が起こった。8代将軍(②)の時に、京都を主戦場として戦った。
→ 低い身分の者が上の者をたおす(③)の風潮(ふうちょう)が広がった。
2(④)大名
④大名が各地に登場し、戦国時代となった。
- 平地に大きな城(しろ)を築き、家来を集め、商工業者を呼び寄せて(⑤)町をつくった。
- 独自の(⑥)を定めて、国全体を支配する新しい政治を行った。
💮 答え
① 応仁の乱(おうにんのらん)
② 足利義政(あしかがよしまさ)
③ 下剋上(げこくじょう)
④ 戦国大名(せんごくだいみょう)→ 戦国時代
⑤ 城下町(じょうかまち)
⑥ 分国法(ぶんこくほう)
👉最強の戦国大名はだれ? 次から選びなさい。
A 武田信玄 B 上杉謙信 C 織田信長 D 豊臣秀吉
答え C 織田信長
織田信長(おだのぶなが)のイラスト
出典 2020年12月28日(月)18時~ “戦国大名No.1”を選ぶ「国民・専門家・AIがガチで選ぶ!戦国大名総選挙」テレビ朝日放送から作成
戦国時代に活躍した三英傑と言われている戦国大名は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康です。これで基礎学力バッチリです。