358 肉を食べると明るくなる「意欲を持ち続けるために」

パワーフレイズ
すき焼きぐつぐつの写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

精神科医、和田秀樹こころと体のクリニック院長

和田 秀樹(わだ ひでき)さんの著書

『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学から学んだ

意欲の低下を抑える

パワーフレーズ」をお届けします。

2 意欲を持ち続けるためには

なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

意欲を持ち続けるためには、どうすればいいのでしょうか?

そのポイントは、「前頭葉」と「男性ホルモン」にあります。

人間の意欲低下には、前頭葉男性ホルモンが深く関係しています。

この2つを活性化させることで、意欲低下の進行を遅らせることができます。

 

前頭葉」とは、大脳の前方部分で、

意欲だけではなく、思考や創造などの機能も司っています。

前頭葉は40代から萎縮が始まり、

60~70代になると本格的に萎縮が進行します。

萎縮が進むと、感情の動きが低下して意欲が湧かなくなり、

外の世界に対しても無関心になってしまうのです。

  • 何もやる気が起こらない
  • 何をしても楽しくない

こんな気持ちになると、家から外に出る気がしなくなります。

外に出なくなると、体も弱り始め、前頭葉の機能はさらに低下して、

負のスパイラル」に陥ってしまうのです。

 

前頭葉というのは、不測の事態に「対処」する時に活性化しますから、

日常のルーティーンを少し変えるだけでも、萎縮を遅らせる効果が期待できます。

  • 行きつけのレストランや居酒屋ではなく、新しい店に入ってみる
  • 普段とは違うジャンルの映画やビデオを観る
  • お気に入りの作家以外の本を読んで見る

これまでとは違う「物の見方」や新たな「刺激」に出会うことで、

前頭葉の働きを活性化することができるのです。

 

もう一つ大事なのが「男性ホルモン」の減少を抑えることです。

男性ホルモンは数種類がありますが、

その中で意欲に大きく関わっているのが「テストステロン」です。

テストステロンは、次のようなことに深く関わっています。

  • 好奇心
  • 興味
  • 集中力
  • 判断力
  • 性機能

女性は加齢によって女性ホルモンが減少すると、

自然と男性ホルモンが増えてきますから、

それほど心配する必要はありません。

 

男性の場合は、年齢とともにテストステロンが減ってくるので、

その維持を心がけることが必要になります。

 

鉄板で焼かれたサイコロステーキの写真

3 意識して肉を食べることが重要

なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

その対策として有効なのが、「肉を食べる」ことです。

 

男性ホルモンの原料は「コレステロール」ですから、

積極的に肉を食べることがテストステロンの維持につながります。

コレステロールには「悪玉」というイメージがありますが、

肉を食べて、少し太り気味くらいの方が、実は長生きできる……

ということは、世界中の調査結果のほぼ一致した結論です。

 

アメリカ人は、1日には300gの肉を食べていますが、

日本人の平均は、わずか80gです。

高齢者であれば、その量はさらに少ないと考えられます。

 

意欲の低下を抑えるためには、意識して肉を食べることが重要です。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • 人間の意欲低下には、前頭葉男性ホルモンが深く関係している。
  • 前頭葉というのは、日常のルーティーンを少し変えるだけでも、萎縮を遅らせる効果が期待できる。
  • 男性の場合は、年齢とともに男性ホルモンテストステロンが減ってくるので、その維持を心がけることが必要になる。
  • その対策として有効なのが、「肉を食べる」こと

今日から、意欲の低下を抑えるために、意識して肉を食べます。

そして、毎日、明るく、笑顔で過ごせることを願っています。

出典 『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』 和田 秀樹(わだ ひでき) 発売 株式会社インプレス 画像はヤフー検索から

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