目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
明治大学文学部教授
齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書
『本当に頭がいい人の メンタル習慣100 』から学んだ
100人のSPに守られているのと同じ
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 世界中で信仰される太陽の力
ネガティブな感情をリセットするために、
太陽の力を借りるのもひとつの手です。
そもそも生命は太陽とともにあり、
太陽がなければ生命も存在していません。
私たちは、明るさとエネルギーをもたらす太陽の力を借りて成長し、生きているのです。
太陽を拝むという習慣は、世界各地に見られます。
古代エジプトの太陽神ラーは有名ですが、
日本神話の天照大神やギリシャ神話のヘリオスやアポロン、
北欧神話のソールのように、
世界各地の神話で、太陽神の存在が確認できます。
現代の日本でも、太陽はお天道様と呼ばれ、信仰の対象になっています。
このように、太陽は古代から世界各地で神格化され、崇められてきたのです。
北欧の人はよく日光浴をしますが、
日光時間の短い北欧では、太陽の光は貴重な存在。
日光浴には、太陽によって明るい世界に導いていくという意味合いもあります。
太陽の絶対的な存在は人々に安心感を与え、
ネガティブな感情を抑える力をもっているのです。
3 太陽の光は健康維持にも効果的
健康面でも、日光浴は効果的です。
最近では紫外線を避ける風潮がありますが、
紫外線をある程度浴びることは、健康を維持するために必要なこと。
太陽の光を浴びることによって、体内でビタミンDが生成されます。
このビタミンDには、カルシウムの吸収を促し、
骨を強くする働きがあるのです。
また、最近の研究では、肝臓がん、肺がんなど、さまざまながんに対する予防効果があることがわかってきました。
青空のもとで、太陽の光を浴びているという実感も大切です。
1日に数分でも時間をとって日光浴をすることで、
気持ちの切り替えにもなります。
ネガティブな感情になったり、
なんだか仕事がうまくいかないというときは、
一度外に出て、太陽のエネルギーを吸収する。
そんな「充電時間」を日常に組み込むことで、
ネガティブな感情からポジティブな感情へと切り換えて、
日々を過ごせるのではないでしょうか。
4 オザビエルの願い
オザビエル(私)も部活動の指導で、
たくさん太陽の光を浴びてきました。
太陽のエネルギーは、元気を与えてくれたと同時に、
勝利するという明るい世界に導いてくれたように思います。
紫外線を多く浴びることは禁物ですが、
「充電時間」だと思って、適切に、日常に組み込むことで、
明るい、ポジティブな感情へと移行してください。
出典 『本当に頭がいい人の メンタル習慣100』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 宝島社 画像はヤフー検索から