
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
弁護士
湯川 久子(ゆかわ ひさこ)さんの著書
『ほどよく距離を置きなさい』から学んだ
ゆっくりと、時間をかけて、もつれた糸をほどいていく
パワーフレーズをお届けします。
2 ほどよく距離を置くという心がけ

ほどよく距離があるとき、人は不思議とやさしくなれるのです。
誰かと関わるとき、その対象との距離感をはかりながら、
もっと近づきたいと押しすぎたり、自分なんてと引きすぎたり、
ときに間違い、修正しながら人間関係を織りなしていく。
人生とは、その時々で誰かとのちょうどいい距離を見つける作業の連続です。
人生をある程度長い期間生きたなら、
もっとも心地よい距離を、
自分で見つけられる人間でいたいものです。
それが私が思う、成熟した大人のイメージです。
この本で私がご提案したいと思うのは、
ほどよく距離を置くという心がけ。
それは、自分の夫や妻、子どもや、嫁、婿に対して。
そしてご近所さんや、長年の友人に対しても。
自分が思っているよりももう半歩だけ、
ちょっと距離を置いてみると、
いつもより少し、やさしい自分になれるような気がするのです。
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3 「もつれた糸をほどく」

近すぎる糸は、もつれます。
多くの人間関係のからまりは、
距離が近すぎるがゆえに起きるもの。
私はこれまで60年余りの弁護士人生で、
ありとあらゆる人間関係の「もつれた糸」の交通整理をしてきました。
正しく引っ張りさえすれば簡単にほどける糸、かたい結び目になってしまった糸──。
そのもつれ具合はさまざまですが、
からまった糸の中にいる限りは、
ほどくすべが見つかりません。
でも、からまった場所から一歩引いて、
外からそれを見ることができたら、
解決の糸口が見つかります。
つまり、自分の身に起きている問題や悩みごとと、
ほどよく距離を置くことができたなら、物事は解決に向かう。
「法」という潤滑油を用いて、
かたい結び目に見えた糸のほつれをほぐしながら、
多くの方の人生の転機に立ち会わせていただいたことは、
私にとって大きな学びとなりました。
私は法律家ですが、
私が弁護士人生の大半を捧げた民事裁判の世界での法とは、
「裁く」のではなく、「ほどく」ための法です。
人の心は、法で裁くことはできず、
法廷で裁かれる「勝ち」あるいは「負け」が、
人生の「本当の幸せ」を決めることはありません。
「勝った」はずの人生が重苦しく、
「負けた」はずの人生が、軽やかで心地いい。
そんなことも往々にして、起こりうる。
法では裁けない、複雑でグロテスクな、人間模様を目の当たりにしながら、
本当の幸せとはいったい何だろうか、と思いを馳せ続ける弁護士人生でした。
4 「ほどよい距離」が見つかる

「もつれた糸をほどく」──と言いましたが、
実は私は、もつれた本物の糸や紐をほどくのは大の苦手。
私は生来、気が短いようです。
毎度、事務員に「ほどいてくださらない」と頼むと、
あっという間にほどいてくれるので驚きます。
そんな私が、
人さまの心の糸をほどくのにしつこく心がとらわれるのは、
かたくもつれた心の糸をほどいて、また前を向いてほしいから。
今よりも少しでも心地よく、
人との交わりを楽しみながら生きていける
「ほどよい距離」が見つかるのではないかと思うからです。
5 オザビエルの願い

心が疲れないように、関係を心地よく保つイメージで、適切な距離を取っていきましょう。
出典 『ほどよく距離を置きなさい』 湯川 久子(ゆかわ ひさこ)著 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

