目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『ごえんの法則』から学んだ
自分の存在がまわりから喜ばれる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 無機物は「生きている」
宇宙の法則では、
機能が存在する無機物は「生きている」と考えます。
ガラスのコップは水をたたえることができる。
つまり、形をなしている間は、水を溜めるという機能がある。
イコール「生きている」わけです。
しかし、熱湯を注いだとたんに、
パリンと割れてしまったコップは、
形をなさなくなったために、
液体を入れるという機能がなくなります。
その瞬間に、コップは、「死んだ」のです。
たとえば、テープレコーダーには
「再生」「録音」という2つの機能があります。
ところがある日、ウンともスンとも言わなくなり、
まったく動かくなってしました。
テープレコーダーは
「壊れた」=「機能がなくなった」=「死んだ」のです。
死んだ瞬間、
テープレコーダーに込められていた魂は、天上界に帰ります。
つまり、鉱物は「機能がある」「役に立つ」期間は魂が宿り、
「生きている」という考え方です。
3 植物への転生
宇宙の法則によると、
無機物が「輪廻転生」を10万回繰り返すと、
次に生まれ変わるものは、植物らしいのです。
どうもそういうことになっているらしい。
植物のほとんどは、人目に触れることもなく死にます。
寿命が400~500年ある原生林のブナでも、
その多くは、人の目に一度も触れずに一生を終えるのです。
植物は9万回生まれ変わると、
人の目に触れる機会のある植物に生まれ変わるようです。
スキー場のリフト脇に植わっているシラカバ、
高原へ続く道路の左右に植わっているスギ、
山里に近い場所で赤い実をつけるナナカマドのような存在です。
そして9万9000回の生まれ変わりを経て、
やっと人間の家や庭に置かれる植物となり、
家族の目を楽しませるようになります。
鉢植えや盆栽など、大切に扱われると同時に、
「人を癒す」というステージが整えられるのです。
生まれ変わりの回数が多い、
つまり霊格が高い存在にしか
「人を癒す」資格は与えられません。
4 動物への転生
植物が10万回の生まれ変わりを終えると、
次のステージに突入します。
次のステージ、それはどうも動物への転生らしい。
動物の99.9%も、
植物同様、一生涯人の目に触れないで死んでいきます。
特に魚のほとんどは人目に触れることなく、
海の中で生まれ、海の中で死んでいくのです。
動物もイノシシやシカのように、一生涯人の目に触れないで、
山奥で生まれて、山奥で死んでいくものがほとんどです。
そして、動物として9万9900回の生まれ変わりを経験すると、
人間と生活する機会が与えられるらしい。
家庭で一緒に生きていくような生命体、肉体を与えられるのです。
後100回ほどの輪廻転生を繰り返せば、
人間に生まれ変わるという境地にたどり着きつつあるので、
人間の言動を理解するようになっています。
5 雲への転生
イヌ、ネコ、インコ、オウム、九官鳥、リス、ハムスター……
家族の一員として生きられるような動物は、
生まれ変わりの回数=霊格がすごく高くなります。
しかし、後100回生まれ変わったとしても、
人間にはなれません。
次のステージは、空の雲として10万回の転生をするらしいのです。
雲の生まれ変わりは約1年で10万回をクリアします。
したがつて、早い動物は2年後ぐらいには
人間に生まれ変わっていることになります。
雲を何十回も何百回も眺めていると、
気がつくことがあります。
そのうち何回かは
イヌ、ネコ、ウサギなど動物の姿に見えることがあるでしょう。
空に浮かんでいる雲の塊は、
人に喜ばれるように設定されています。
雲になるのは人間と一緒に生きる動物たちなので、
「癒す」「喜ばす」魂が息吹いている。
6 人間として生きるステージに立つ
空の雲として10万回の転生を重ねると、
ついに人間として生きるステージに立つようです。
そして、
人間として9万回の生まれ変わりを経験した頃には、
魂の中に「感謝」という概念が入り込みます。
「感謝」という概念が自分の中に湧いたら、
もっと正確に言えば、
湧くことが自分でできるようになったら、
人間としての転生は9万回を超えているということです。
9万9000回以上生まれ変わっている人は、
「早死に」する運命にあります。
親より先に、20歳くらいまでに死ぬことが多いようです。
残り1000回の転生を短命で繰り返し、
10万回に到達すると、
いわゆる天上界の住人神様になるのです。
転生を繰り返すほど、
どんどん神様に近い人格になっていくため、
「見た目がいい」「頭がいい」「正確がいい」という、
誰しも羨む三拍子を兼ね備えて生まれてきます。
しかし、親より早く鬼籍に入ってしまいます。
ただ親に悲しみを与えるためにだけ生まれ、
その役割を全うします。
それは親が愛する子どもを失った悲しみを乗り越えて、
明るく笑顔で乗り越えて、
明るく笑顔で生きている姿をまわりに示すためです。
7 際限なき人間の機能
鉱物、植物、動物、空の雲、人間。
この5つは、すべて「喜ばれるため」に存在します。
そして、最も格の高いステージは「人間を喜ばせる」ことです。
では、人間の機能はどれくらいあるのでしょうか。
鉱物が2個、植物が20個、動物が200個、雲が2000個……、
だとしたら、人間はもう一桁繰り上がって、2万個でしょうか。
その答えは、「人間は、喜ばれた数だけ機能が存在する」。
たとえ身体能力や運動能力が劣っていたとしても、
奏でる音楽や描く絵画で人を喜ばせることができれば、
その喜ばれた数だけ機能が増えていくのです。
機能はいくらでも広げることはできる。
マイケル・ジャクソンのCDアルバム『スリラー』は、
世界で1億400万枚を売り上げ、ギネスに認定されています。
全作品で8億枚近いセールスになります。
少なくとも彼は、
8億個以上の喜ばせる機能を持っていたのです。
8 オザビエルの願い
感謝する気持ちを忘れなければ、
植物も空も天気も
みんな味方してくれる
小林正観さん
毎日、夫婦の間にも、
「ありがとう」と
感謝する気持ちが大切です。
出典 『ごえんの法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 大和書房 画像はヤフー検索から