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聖徳太子の政治をわかりやすく解説します。
目次
1 聖徳太子と蘇我氏の改革
589年 隋(ずい)が生まれ、南北朝を統一した。
→ 隋は律令を制定、戸籍を作成、役人の組織を充実させた。
593年 聖徳太子(しょうとくたいし)が推古(すいこ)天皇の摂政(せっしょう)となる。
⇒ 蘇我馬子(そがのうまこ)と協力し、大王(天皇)を中心とする政治の仕組みを作ろうとした。
603年 冠位十二階(かんいじゅうにかい)を制定する。= かんむりの色などで地位を表す
→ 家柄にとらわれず、才能や功績のある人物を役人に取り立てた。
604年 十七条の憲法(じゅうしちじょうのけんぽう)を制定する。=[一に曰く、和をもって尊しとなし・・・]
→ 役人の心構えを示した。
607年 小野妹子(おののいもこ)たちを隋に送った。= 遣隋使(けんずいし)
→ 隋の進んだ制度や文化を取り入れるため
この時代を飛鳥(あすか)時代という。 政治の中心は飛鳥地方(奈良県)にあった。
2 飛鳥文化
特色= 日本で最初の仏教(ぶっきょう)文化
聖徳太子と蘇我氏が仏教を重んじるようになったため、
飛鳥地方とその周辺に寺がいくつも造られるようになった。
法隆寺(ほうりゅうじ)、釈迦三尊像などの仏像がその代表
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 聖徳太子(しょうとくたいし)= 厩戸(うまやど)皇子
〇 冠位十二階(かんいじゅうにかい)の制度
〇 十七条の憲法(じゅうしちじょうのけんぽう)
〇 遣隋使(けんずいし)
〇 飛鳥(あすか)文化 飛鳥時代
〇 法隆寺(ほうりゅうじ)- 607年完成
👉仏像をよく見ないとぶつぞう!?
◇ 記憶術 人物ストーリーで
聖徳太子(は)
カン(けり) ━━ 冠位十二階
けん ━━ 十七条の憲法
けん ━━ 遣隋使
飛鳥(の) ━━ 飛鳥文化
法隆寺(で) ━━ 法隆寺
⇒ 聖徳太子(は)カン(けり)けん けん(しました)飛鳥(の)法隆寺(で)
☆ ふり返り
◇ ①~⑥に当てはまる言葉を答えなさい。
1 聖徳太子と蘇我氏の改革
593年 (①)が推古(すいこ)天皇の摂政(せっしょう)となる。
603年 (②)を制定する。= かんむりの色などで地位を表す
→ 家柄にとらわれず、才能や功績のある人物を役人に取り立てた。
604年 (③)を制定する。=[一に曰く、和をもって尊しとなし・・・]
→ 役人の心構えを示した。
607年 小野妹子(おののいもこ)たちを隋に送った。=(④)使
→ 隋の進んだ制度や文化を取り入れるため
2 (⑤)文化
特色= 日本で最初の仏教(ぶっきょう)文化
(⑥)寺、釈迦三尊像などの仏像がその代表
💮 答え
① 聖徳太子(しょうとくたいし)[厩戸皇子]
② 冠位十二階(かんいじゅうにかい)の制度
③ 十七条の憲法(じゅうしちじょうのけんぽう)
④ 遣隋使(けんずいし)
⑤ 飛鳥(あすか)文化
⑥ 法隆寺(ほうりゅうじ)
聖徳太子は偉大ですね。これで基礎学力バッチリです。