※ 画像 「令和4年3月29日志村けんさんの銅像の前にて」(志村けんさんの三回忌にあたり)ー 東村山市 から
目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
コメディアン、お笑いタレント、司会者や
ドリフターズのメンバーとして活躍した
志村けんさんのまるごと一冊 完全保存版
(週刊現代 別冊 おとなの週刊現代 2020 vol6)
『いまも愛される 志村けんさんが教えてくれたこと』から学んだ
世代を超えて愛され続けた
志村さんの仕事=笑いについての
「パワーフレーズ」をお届けします。
※ 画像 「新春対談」(渡部尚〈東村山市市長〉 × 志村けん さん)ー 東村山市広報(2015年1月1日号) から
たった1時間だけでも、
辛いこと忘れてね、
笑ってくれるっていうのが
いちばん嬉しいですね。
(「わたしはあきらめない」)
理想は、
顔は笑っているのに
気がついたら
涙が流れている
ような笑い、かな。
(「サーカス」’07年6月号)
腹を抱えて笑っている人の目って
輝いているじゃないですか。
それを見ながら、
「そうか、
あの笑顔が俺を
幸せな気分にして
くれるんだな」って、
(「BIG tomorrow」’99年3月号)
本来は結構上がり症なんだけど、
緊張にうまく折り合いをつけ、
周囲にはそれを
悟られないようにしながら、
なおかつ自分の中で
テンションを上げていく。
それこそ醍醐味。やっぱり、仕事では緊張しなきゃな。
(「ダカーポ」’01年9月19日号)
ボクはある年齢層にだけ
ウケるのはキライなんです。
子どもも、オトナも、おじいちゃん、おばあちゃんにもウケる。
それを背景におきながら、なおかつ自分の趣味でやるんですよね。
(「スコラ」’88年11月10日号)
ボクのコントってよく
“こんなのあるある”
っていうのを
誇張して
見せるのが基本だから
だから今もクラブ行ったりすると、
トイレの酔っ払いを観察したりするんですよ。
(「FLASH」’07年7月3日号)
自分が笑われるのはいい。
でも、他人を笑うのは
好きじゃない。
(「ダカーポ」’01年9月19日号)
自分では今でも新人の気分でいる。
お笑いの仕事に百点満点はない。
その点で、まだまだ中途半端だと思ってる。
(「変なおじさん」)
ドリフのすごいところは、
「1人がウケたら、
それは5人全員が
ウケたことと一緒だ」と
皆が考えていたことなんだ。
(「サーカス」’05年4月号)
自分の好きなコントさえ
まだ満足できないのに、
他の仕事ができるわけない。
(「サーカス」’05年4月号)
最後にはじいさん、ばあさんが勝つ。
そうやって弱い者が勝たないと、
僕はおもしろいとは
思えない。
(「変なおじさん」)
結局、道は自分で開いていくしかない。
ふだんから何かをやり続けているから、
誰かの目にとまって
声をかけられるんだ。
(「変なおじさん」)
僕がやってきたのは、計算した笑い。
短いコントであっても扮装や
セットを細部までリアルに作り上げ、
ネタを練り上げて
念入りに
準備する。
(「プレジデント」’06年4月17日号)
苦労した跡が
バレるようじゃダメ。
あくまでもサラッと自然に、
が基本だね。
(「志村流」)
3 信念、生き方について
死ぬまで
「あいつはバカでどうしようもない」って、
言われ続けたい。
(「変なおじさん」)
タレントって
「才能」って意味だよ。
自分で自分のことを
「僕は才能あります」
なんて
言えないよね(笑)
(「サーカス」’07年6月号)
「喜劇人」でありたいと
思っているんです。
“文化人”などになってしまわずにね。
(「プレジデント」’06年4月17日号)
実は利口なんだよと
見せようとした時に、
そのコメディアンの生命は
終わるんだと思いますね。
(「スコラ」’88年11月19日号)
どんなに時代が進もうが、後退しようが、
自分の信じた道を行くって言うのが、
いちばんのような気がするね。
(「志村流」)
哀愁は出そうと思って
出せるもんじゃない。
その人の人生から
にじみ出てくるもの。
(「変なおじさん」)
迷ったり、
うまくいかなくなったら、
もう一度、勇気を出して、
原点に帰ってみる。
(「志村流」)
人と同じことをしてたら、
生き残るのは難しい。
(「変なおじさん」)
あいつは変わってる。
と言われるのは光栄なことだ。
1回きりしかない人生なんだから、
自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。
(「変なおじさん」)
「3割満足で十分」
でいけば、
世の中腹の立つことも
少なくなるだろうし、
けっこう
丸く収まると思う。
野球だつて3割打てれば
立派なもの、だよね。
(「志村流」)
オレはいつでも
「個性は変人、常識は凡人」
でいたいと思っている。
(「志村流」)
やっぱり子どもたちに
バカだと思われているのはいい。
(「変なおじさん」)
まずは、
行動することだよ。
池に石を投げて、
跳ね返ってくる水を
恐れちゃいけない。
そこで、勇気を持って
大きな石を投げてみなよ。
その水を全部、受け止める勇気。
それが、好きなことを見つける
第一歩になるんだよ。
(「サーカス」’05年4月号)
この「変なおじさん」、実はオレ自身なんだよ。
オレの本心というか、
本当はこうしたいっていう願望を、
オレの代わりにやってくれている。
(「志村流」)
人生において、
味覚の路線変更はありだ。
いろんな味を知ってから、
初めてその本質がわかるもの。
(「志村流」)
(舞台のチームの)メンバーを
引っ張っていくには、
まず、自分が
ウケることをやってみせる
ことが大事。
そうすれば、人は自然と
ついてきてくれますから。
(「スカイワード」’16年7月号)
少しの才能と個性、
それに決断力があれば、
今日より明日は、いい生活が
出来るかもしれない。
そのことに、どうやって気づくかが、
大切じゃないのかな。
(「志村流」)
4 オザビエルの願い
何かを成し遂げた人は
その過程で必ず壁にぶち当たりながらも、
決してあきらめることなく新たな道を切り開いています。
志村さんの、
信念を曲げない生き方や、
逆境を乗り越えた強さ(回復力)を学び、
チャレンジし続けた
「パワーフレーズ」を
心に刻んでおきましょう。
出典 週刊現代 別冊 おとなの週刊現代 2020 vol6 いまも愛される 志村けんさんが教えてくれたこと 発行所 講談社 画像はヤフー検索から