361 中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!『三つの合い言葉』 

パワーフレイズ
「ダッチアイリスの花」の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

山王総合経営研究所所長

藤清水榮一(しみず えいいち)さんの著書

中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!』から学んだ

仕事にも人生にも大いなる奇跡を引き起こす

パワーフレーズ」をお届けします。

 全身全霊を操作する『たった一語の魔法』

また中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!―実践!数々の奇跡を生んだ「心身統一」法の力!

人間には暗示感受かんじゅ作用がある。

暗示とは言葉によるものが多い。

他人の言葉からも、自分の言葉からも、暗示を受け、影響される。

夢も希望も言葉にすることで、明確な意識となり、

言葉の持つエネルギーが、潜在意識にまで浸透する。

そこで暗示として作用することになるのである。

 

迷ったときに「できる」と口に出して言えば、

全身全霊が可能性を求めて考え、努力する。

逆に「できない」と言ってしまえば、可能性は完全にゼロになる。

 

作家のかしわばらひょうぞうは、スランプになるとアパートの窓を開け、

俺は天才だっ!」と夜空に向かって叫んだという。

成功する人たちというのは、言葉の力をよく知っていて、

上手に利用している。

それほど言葉の力は、大きいのである。

 

だから日常生活においては、

どんな状況でも積極的肯定的な言葉を使うようにすることが大切だ。

そして消極的、否定的言葉は、絶対に口にしないことである。

 

積極的とは、何度も繰り返すが、

正しく、強く、清く、尊くと言うことである。

決して自分本位の、図々しく厚かましい意見や意思を押しつけることではない。

尊くとは、他人への思いやりを持って生きることである。

 

また、積極的肯定的言葉とともに、

他人には次の三つの言葉を使うように心がけよう。

第一は、お互いを勇気づける言葉

第二は、お互いで喜びをわかち合える言葉

そして三番目が、相手が聞いて嬉しくなる言葉である

「雨に濡れるシャガの花」の写真

 この『三つの合い言葉』を念仏のように唱えよ!

中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!―実践!数々の奇跡を生んだ「心身統一」法の力!

天風哲学を学ぶ者同士の合い言葉は、

力だ、勇気だ、信念だ

明るく、朗らかに、生き生きとした勇気を持って

溌剌はつらつ颯爽さっそうと!

の三つだ。

 

私たちはこの言葉をいつでも、ことあるときもことなきときも、

口に出している。

いつも念仏のように唱えているほどだ。

立ったり座ったり、次間の行動に移るとき、

溌剌、颯爽と!」と一声言うのである。

上司から、「ちょっと来てくれ」と言われたとき、

ノロノロとしていたら、相手の気分も害してしまう。

溌剌、颯爽と!」と唱えれば、

私たちの体は、自然にキビキビしたものになる。

 

暗いニュースが飛び込んでくると、気分が沈む。

失敗をすると暗くなる。

しかし、気分が沈んだまま、暗い気持ちのままでは、

さらに失敗をくり返すことになる。

そんなときも、言葉の力を借りて、

明るく朗らかに」と唱えて、気持ちを切り替える。

 

怯むようなこと、自信が揺らぐようなことがあったら、

すぐに「力だ、勇気だ、信念だ」と唱えてほしい。

それは、他の誰かと比較するものではない。

絶対積極の心の表明である。

心を表明すれば、必ず勇気が湧いてくるのである。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

日常生活においては、

どんな状況でも積極的肯定的な言葉を使うようにすることが大切。

また、他人には次の三つの言葉を使うように心がける。

第一は、お互いを勇気づける言葉

第二は、お互いで喜びをわかち合える言葉

そして三番目が、相手が聞いて嬉しくなる言葉である

 

天風哲学を学ぶ者同士の合い言葉は、

力だ、勇気だ、信念だ

明るく、朗らかに、生き生きとした勇気を持って

溌剌はつらつ颯爽さっそうと!

の三つ。

 

どんなときも、溌剌と、颯爽と生きたいものです。

どうか、「幸せ」に満ちあふれている日常生活に感謝し、

積極的に生き抜いていきましょう

出典 『中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!』 清水 榮一(しみず えいいち) 発行所 三笠書房 画像はヤフー検索から

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