目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
明治大学文学部教授
齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書
『本当に頭がいい人の メンタル習慣100 』から学んだ
100人のSPに守られているのと同じ
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 自分の強みを伸ばす
人から好かれるのには、どうしたらよいのでしょうか。
みんなから好かれるような人になろう、
と自分の性格を変えようとするよりも、
まずは自分の強みを伸ばしていくとよいかもしれません。
『経営者の条件』などの著書を記した経営学者のピーター・ドラッカーも
マネジメントにおける「強み(ストロングポイント)を活かす」大切さについて言及しています。
チームが強くなるために大切なのは、それぞれの強みをうまく引き出し、
最大限活かすことです。
サッカーのポジションは、その典型的な例と言えるでしょう。
ゴールキーパーはゴールキーパーに向いてる人が、
フォワードにはフオワードに向いてる人が、
そのポジションについているのが理想です。
たまに、ポジションを変えてみたら、突然輝き出す人がいますが、
それは、自分が得意なことと役割がぴったりはまったから。
能力が突然上がったというよりも、
自分の強みが十分に出せる環境が、整ったということでしょう。
3 「長所がある人」を目指す
対人関係でも、やはり長所を伸ばすのがよいでしょう。
魅力的なのは、「短所がない人」ではなく「長所がある人」です。
自分の短所を引っ張り出して克服しようとするよりも、
自分が得意なこと、強みだと思うことを伸ばしていくほうが、
あなたの魅力をずっと高めます。
自分の長所なんてわからないという場合は、いろいろ試してみましょう。
新しいことを始めたり、
一見得意ではないことをやってみたりすることで、
意外な長所が見つかるかもしれません。
意外な強みを発見できるようなチャンスを自分に与えてあげて、
得意だと思ったらそれを伸ばし、活かせる場所を探しましょう。
あなたの長所を伸ばし、それを活かす機会を見つけられれば、
その輝きがまわりを惹きつけるはずです。
4 オザビエルの願い
オザビエル(私)の教え子の中には、
サッカー大好き男子が国会議員に、
のど自慢女子が吉本のナンバーワン女芸人に。
彼、彼女は自分の大得意、強みを伸ばし、
まさに、本田宗一郎さんの『得手に帆をあげて』で、
大活躍しています。
どうか、まわりの人も、温かい目で、
その人の長所を見てあげてください。
出典 『本当に頭がいい人の メンタル習慣100』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 宝島社 画像はヤフー検索から