23 ヨーロッパ人の来航

中学歴史
🌸 15分集中してやれば、確実に実力アップします(できる)。

ヨーロッパ人の来航をわかりやすく解説します。

1 鉄砲(てっぽう)を伝えた

1543年 ポルトガル人を乗せた中国船が種子島(鹿児島県)に流れ着いた。
→ 島主・種子島時堯(たねがしまときたか)は高価をいとわず鉄砲2丁を購入した。
→ 堺(大阪府)や国友(滋賀県)などで鉄砲が造られた。
→ 鉄砲が広まると、戦い方や城の造りなどが大きく変化した。

2 キリスト教を伝えた

1549年 ザビエル(イエズス会の宣教師)が鹿児島へやってきた。

ザビエルイラスト

→ ザビエルは、平戸(長崎県)・京都・豊後府内(大分県)などを訪れた。
→ 多くのイエズス会の宣教師が、キリスト教を伝えるために来日した。
→ 民衆の間にもキリスト教が広まり、17世紀初めには信者が30万人をこえた。

3 貿易が始まる

日本にやってきたポルトガル人やスペイン人と呼んだ。
→ 彼らとの貿易を南蛮(なんばん)貿易という。
は、中国から生糸や絹織物、東南アジアから香料、ヨーロッパから鉄砲・火薬・ガラス製品などをもたらした。
日本からは、大量のが持ち出された。
南蛮貿易の中心地は、長崎や平戸、豊後府内となった。
1582年 キリシタン大名が、少年4人をローマ教皇のもとへ派遣した。(天正遣欧少年使節)= (伊藤マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ)

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 鉄砲 = 種子島に伝わる

〇 キリスト教 = ザビエルが伝えた

〇 ザビエル = 日本にキリスト教を伝えた

〇 南蛮(なんばん)貿易 = との貿易

〇 キリシタン大名 = キリスト教の信者となつた大名

👉日本人から見たザビエルどんな人? 当てはまる言葉を答えなさい。
はひらがな一字
  • は、〇〇〇のように高い。
  • は、〇〇のように大きい。
  • は、〇〇〇〇の鳴き声に似ている。

答えは最後に

☆ ふり返り

◇ に当てはまる言葉を答えなさい。

1 ポルトガル人が(①)を伝えた
1543年 ポルトガル人を乗せた中国船が種子島(鹿児島県)に流れ着いた。
→ が広まると、戦い方や城の造りなどが大きく変化した。
2 (②)を伝えた
1549年 (③)(イエズス会の宣教師)が鹿児島へやってきた。
3 貿易が始まる
日本にやってきたポルトガル人やスペイン人と呼んだ。
→ 彼らとの貿易を(④)貿易という。
1582年 (⑤)大名が、少年4人をローマ教皇のもとへ派遣した。(天正遣欧少年使節)

💮 答え

 鉄砲 

 キリスト

 ザビエル = フランシスコ・ザビエル

 南蛮(なんばん)貿易

 キリシタン大名

👉日本人から見たザビエルどんな人? 当てはまる言葉を答えなさい。
  • は、〇〇〇のように高い。
  • は、〇〇のように大きい。
  • は、〇〇〇〇の鳴き声に似ている。

答え   

  • は、てんぐのように高い。 (天狗
  • は、うまのように大きい。 (
  • は、ふくろうの鳴き声に似ている。 (

鉄砲の伝来は、天下統一を加速させました。これで基礎学力バッチリです。

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