
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
ポーランド出身、
株式会社グーグルで人材開発を担当した、人材育成、組織開発の専門家
ピョートル・フェリクス・グジバチさんの著書
『人生が変わるメンタルタフネス』から学んだ
最高のパフォーマンスを生み出す
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 さらにモチベーションを高める方法

チームのパフォーマンスを高めるために、グーグルでは、
心理的安全性を高めるよう、チーム全体で自己開示していきます。
リーダーとして、個々のメンバーが、
どのようなモチベーションで仕事に向き合っているのかを知り、
さらにメンバーのモチベーションを高める方法として、
グーグルで取り入れているのが、次の5つの質問です。
まず自分に問いかけてみてください。
- あなたは仕事を通して何を得たいのか?
- どうしてそれを得ることが大切なのか?(3回問い返す)
- 何をもって「いい仕事をした」と言えるのだろうか?
- どうして今の仕事を選んだ(選んでいる)のか?
- 去年の仕事は、今年の仕事にどうつながっているのだろうか?
急にそんなことを問われても、答えに詰まってしまう人が殆どでしょう。
別に正解がないので、きちんと答えられなくても大丈夫です。
肝心なのは、1~5について深く考えることです。
2の「どうしてそれを得ることが大切なのか?」は、
たとえば「信頼してもらいたいから」と答えたとすると、
さらに「なぜ信頼を得ることが大切なのか」と問い直し、
それに対して「自分を認めてもらいたいから」という答えが出てきたら、
それに対してさらに「なぜ、それが大切なのか?」というように、
3回問い直します。
そうすることで、表面的に得たいものではなく、
本当に心の底から自分が望んでいることが見えてくるのです。
これらの質問を何度も繰り返し自分に問いかけることで、
自分自身の方向性が明確になり、考え方も深まっていきます。
その結果、仕事に対するモチベーションも、
これまでとは違ったものへと変化していくはずです。
3 アクティブなマインドフルネス

自分に問いかけたあとは、メンバーと行いますが、
その場合は、5つの質問に答えてもらったうえで、
さらに2つの質問をします。
6. あなたの一番の強みは何ですか?
7. 私たちは、あなたにどのような支援ができますか?
仕事への思いと、それを達成するための自分自身の強み、
そしてそのために必要な周囲の支援が得られることを知ることは、
心理的安全性を高めるという意味でも、とても有効です。
行動しながら、会話しながら心を整え、
モチベーションやパフォーマンスを高めていく。
それが深いコミュニケーションを生み出します。
これは言わば、「アクティブなマインドフルネス」です。
ビジネスでの成功のカギは、自分の内面だけにあるのではありません。
周囲にどんなサポーターが必要かということを理解する必要があります。
会社の同僚や社外の協力者、あるいは友人や家族など、
こうしたサポーターが存在することで、
実は自分の価値が高められているのです。
その発見も、自分の成長につながることを忘れないでください。
まさに、会話とは人や場を動かす現象そのものなのです。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
モチベーションを高める方法として、次の5つの質問。
- あなたは仕事を通して何を得たいのか?
- どうしてそれを得ることが大切なのか?(3回問い返す)
- 何をもって「いい仕事をした」と言えるのだろうか?
- どうして今の仕事を選んだ(選んでいる)のか?
- 去年の仕事は、今年の仕事にどうつながっているのだろうか?
これらの質問を何度も繰り返し自分に問いかけることで、
自分自身の方向性が明確になり、考え方も深まっていく。
しかし、大切なことは、
会社の同僚や社外の協力者、あるいは友人や家族など、
こうしたサポーターが存在することで、
実は自分の価値が高められている、
ということを発見すること。
さあ、周囲の応援してくれるサポーターの必要性を理解し、
さらに成長して、成功へと前進していきましょう。
出典 『人生が変わるメンタルタフネス』 ピョートル・フェリクス・グジバチ 発行所 株式会社廣済堂出版 画像はヤフー検索から