383 天才とは、ひとつに打ち込める能力「イチローはベスト・オブ・スペシャリスツ」

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パワーフレイズ

1 今日のパワーメンターと著書

オザビエル

今日は、オザビエル(私)が、

クレディセゾン社長

林野宏(りんの ひろし)さんの著書

『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』から学んだ

空極のツキをつかむ

パワーフレーズ」をお届けします。

 イチロー天才

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

イチロー天才か?」

講演に行くと、「能力とは何か」の例として、よくこれを話題にします。

あれだけの記録を作った選手なのだから、並の人ではないのは確かです。

しかし、天才なのかというと、私は違うと思います。

 

というのは、もし彼が天才だったら、あれほど

バットのしんはずしたバッティングはしないのではないかと思うからです。

バットの芯でボールをとらえれば、ライナー性の打球がもっと多くなるはずです。

 

「ポテンヒットを打つ技術というものがある」と、

イチローは言っているそうですが、彼だって勝負師です。

そう簡単にほんを吐くとは思えません。

 

確かに彼のバットコントロールの技術は、なみはずれています。

それは十分に認めますが、私はあくまでも

天才は芯で打つ」と考えます。

 

 天才は、1%のインスピレーションと99%の努力だ」

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

むしろイチローに「天才を見るとしたら、

彼は、努力を決して怠らないという要素の方にあるのではないでしょうか。

 

毎日毎日、入念にみつに黙々と努力する。

その野球に対する敬虔けいけんな姿勢を貫く。

これこそが天才だからこそできること、

幼年期から、父親から受けた努力のじょう化ではないかと思うのです。

 

エジソンには「天才は1%のインスピレーションと99%の努力だ」という有名な言葉があります。

しかし実はエジソンの真骨頂は、この言葉だけにあるのではありません。

「ほとんどの人は、もうこれ以上、アイデアを考えるのは不可能だというところまで行き着き、そこでやる気を無くしてしまう。本当は、いよいよこれからなのにね」

 

むしろ、この言葉にこそ「天才」と称されたエジソンの実像が表現されているように思えます。

もうこれ以上は無理だ」となると、多くはあきらめてしまう。

しかし、そこからさらに奥に進める人、さらに高みに登ろうとする人、

そういう人だけが結局、成功という事実を手に入れられるのではないかと思います。

 「ベスト・オブ・スペシャリスツ」

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

イチローの話に戻ります。

彼は、数々のゲン(験)をかついでいるそうです。

毎朝カレーを食べ続けているといううわさは、

イチロー自身が「もう、やっていない」と否定していましたが、

毎日同じ時刻に球場入りし、

ダグアウトからグランドに出るときは必ず右足から出るなど、

彼のゲン担ぎは、いろいろとあるようです。

 

生活の一端いったんを少しでも変えることで、試合のリズムをくずしたくない、

つまり野球に100%集中したいというのも、その理由でしょう。

 

同時に、彼はゲンをぐことで、

ツキをとても大事にしているのではないでしょうか。

ツキを利用する、勝利の流れを呼び込む、

そのことに細心の注意を払い、考え抜いてゲンを担いでいる……

私は、彼こそがプロフェッショナル、「ベスト・オブ・スペシャリスツ」

なのではないかと考えています。

5 オザビエルの願い

オザビエル

ツキの法則」

ツキというものは

100%能力を発揮する

努力をした人にしか訪れない

ツキに恵まれたければ

自分をごまかさないこと

他力本願ではツキはやってこない

           林野宏さん

まさに、『天才とは、ひとつに打ち込める能力』

そして、追い続ければ、きっとかなう!と信じています。

あきらめないで、イチローさんのように、

「ベスト・オブ・スペシャリスツ」になってください。

出典 『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』 林野宏(りんの ひろし) 発行所 致知出版社 画像はヤフー検索から

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