372 幸福度を上げる方法(ハーバード式最新成功理論)「愛する人の写真を置く」

パワーフレイズ
「カラフルな花で彩るフォトフレーム」の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

グッドシンク代表、ハーバード大学ポジティブ心理学講師

ショーン・エイカーさんの著書

幸福優位7つの法則』から学んだ

仕事も人生も充実させる

パワーフレーズ」をお届けします。

 パソコンの隣に、愛する人の写真を置く

幸福優位7つの法則

私たちを取り巻く物理的な環境は、

心の持ちようや幸福感に大きく影響する。

環境をいつも完全にコントロールすることはできないまでも、

そこに幸福感を吹き込むための努力はできる。

たとえば、

オフィスは自分をどんな気持ちにさせるだろうと考えてみよう。

パソコンの隣に、愛する者の写真を置いている人は、

デスクを飾っているのではない。

そちらを見る度に、ポジティブな感情がわくことを知っているからだ。

天気のよい日に外へ出ることも、非常に効果が高い。

ある研究によれば、いい天気の日に20分間外で過ごすと、

ポジティブな気分が高まるだけでなく、

思考のはばが広がり、作業記憶が改善されるという。

懸命けんめいな上司は、社員に少なくとも1日に1回は、

がい新鮮しんせんな空気を吸わせるようにしている。

それによって、チームの業績が高まるのである。

 

また、ネガティブな感情が起きないように、環境を整えることもできる。

株式相場のティッカーを見る度に気持ちが落ち込むのであれば、

テレビを消せばいい。

あるいは、見る時間全体を減らせば、さらにいい。

ネガティブな内容のテレビ、特に暴力的な番組を見ないようにすると、

幸福度が高まるという研究結果もある。

これは、現実世界から自分を切り離すということではないし、

現実の問題を見て見ないふりをするということでもない。

心理学者によれば、テレビを見る時間が少ない人は、

犯罪や悲劇、人の死が報道されることの多い

夜10時のニュースを毎晩見ている人に比べ、

我々の暮らしがどれくらい危険で、どれくらいよいことが起きるか、

という判断を、より性格にできると言う。

センセーショナルで情報源の偏った報道に接することが少ないので、

現実を明確に認識できるのである。

腕立て伏せが苦しい女性の写真

 運動をする

幸福優位7つの法則

運動をすると、快楽をもたらすエンドルフィンという化学物質が放出されるということを聞いたことがあると思う。

だが、運動の恩恵はそれだけではない。

身体的活動は、モチベーションを上げ、自己統制感を増し、

ストレスや不安を減らし、「フロー」の状態を生じさせる。

そのために、気分がよくなり、仕事の能率が上がるのである。

(「フロー」というのは、「完全に没頭ぼっとうした状態」のこと)

 

運動の効用が、どれほど高いかを実証した実験がある。

うつ病の患者を3つのグループに分け、

第1のグループには、抗うつ剤を処方し、

第2のグループには、1週間に3回、45分間ずつ運動をしてもらい、

第3のグループには、その両方を行った。

4か月後、3つのグループはそれぞれ幸福度の改善が同程度に見られた。

運動抗うつ剤と同じだけの効果があるということで、

それだけでも驚きだが、さらに驚嘆すべきことがある。

 

実験を終了して6か月後、

それぞれのグループについて、うつの再発を調べた。

抗うつ薬を飲んだだけのグループは、38%が再びうつ状態に戻っていた。

抗うつ薬運動を組み合わせたグループは、それより多少いいというくらいで、31%の再発率であった。

素晴らしい結果を出したのは、運動だけをしたグループである。

彼らの再発率はわずか9%だった。

身体的な活動は、気分を向上させる効用があるだけではなく、その効果が持続する。

ウォーキングサイクリングジョギングのほか、

ただストレッチ縄跳びホッピングをするだけでもいいし、

身体を使うゲームなどをしてもいい。

ともかく、身体を動かすことがいいのである。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

1日を通して気分をよくし幸福度を上げる方法として、

  • パソコンの隣に、愛する者の写真を置くポジティブな感情がわくから)
  • 運動をする

さあ、机上に愛する者の写真を置いたり、運動したりして、

幸福度を上げていきましょう。

出典 『幸福優位7つの法則』 ショーン・エイカー 発行所 徳間書店 画像はヤフー検索から

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