
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
グッドシンク代表、ハーバード大学ポジティブ心理学講師
ショーン・エイカーさんの著書
『幸福優位7つの法則』から学んだ
仕事も人生も充実させる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 何かを楽しみにする

ある研究によると、お気に入りの映画を見ることを想像しただけで、
脳内のエンドルフィンのレベルが27%も上がると言う。
何かの活動の一番楽しい部分は、
多くの場合それを楽しみに待っている時間である。
今すぐ休暇を取ることもできないし、友だちとの夕食も無理という人は、
ともかく何かをカレンダーに書き出すといい。
1か月先、1年先の予定でもいい。
気持ちが晴れないときには、その予定のことを考えよう。
将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするときと同じくらいに、
脳の快楽中枢が活性化する。
3 意識して人に親切にする

利他的な行為(友人にでも、見知らぬ相手にでも)をすると、
ストレスが軽減され、精神の健康度高まるということが、
2000人以上を対象とした大掛かりな研究を含め、
たくさんの実証的研究によって確認されている。
著名な心理学者であり、『幸福の方法』を著した、
ソニア・リュポミルスキーによれば、
1日に5つ何か親切な行為を行うように指示された人たちは、
それをしなかった人たちに比べ、はるかに幸福度が上がり、
しかもその感情が、その後何日も続いたという。
これをやってみたい人は、1週間のうちの1日を選んで、
5つの親切を実行するといい。
ただし、心理学的に有効であるためには、
親切を意識的にやらなければ、ならない。
1日を振り返って、あとから
「あ、そうそう。そういえば、銀行から出てきた人のために、
ドアを押さえてやったっけ。あれは親切だったな」
というのは、あまり効果がない。
また、特にたいそうな行為である必要もない。
私のお気に入りは、マサチューセッツ・ターンバイクの通行料を、
後ろの車の分も払ってあげることである。
これで、渋滞によるイライラを感じずにいられるのだから、
この2ドルは、有益な使い方だ。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
1日を通して気分をよくし幸福度を上げる方法として、
- 何かを楽しみにする
- 意識して人に親切にする
ポジティブ感情を生じさせて、仕事の能率や集中力を上げてくれる。
さあ、何かを楽しみにしたり、人に親切にしたりして、
幸福度を上げていきましょう。
出典 『幸福優位7つの法則』 ショーン・エイカー 発行所 徳間書店 画像はヤフー検索から