369 運とツキをつかむための大原則「自分の成功イメージを持つ」

パワーフレイズ
箱根神社と芦ノ湖の釣り船の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

クレディセゾン社長

林野宏(りんの ひろし)さんの著書

『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』から学んだ

空極のツキをつかむ

パワーフレーズ」をお届けします。

 流れに対応できる力を貯めておく

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

人間は最初から最後まで、全力集中することはできません。

だとしたら、勝負のポイントになるところに、

最大限の力を集中するというやり方もあります。

ゴールの地点、あるいはタイムアップの時点で、

自分が少しでも相手を上回っていれば、

勝負には勝てるのですから。

 

従って、力を入れるところと、抜くところをよく計算して、

相手の力量に応じて一挙にパワーアップすればよい。

 

はこ駅伝などを見ていると、

選手は、どこまでくらいつくか、どこで抜くか、

お互いにけ引きをしながら、レースを展開している。

企業競争も、同じです。

 

競争相手の力量を把握し、

どうすれば最終的に相手を抜けるのかの戦略をるのです。

ここでスパートしたら、相手がついてくるだろう。

しかし、もう少し先の上り坂でやったら、相手を突き放せるな……」と。

相手がついてこられるうちは、無理せずに力をめておく。

ついてこられないとなと判断したら、一挙に抜き去る。

 

ある意味で、このタイミングを上手に見きわめることが、

ツキを引き寄せる方策ほうさくだと言えます。

従って、常に運とツキの行方を注視する。

感性を磨き、たとえ自分に流れがきていないと感じたときでも、

決してへこたれないことです

 

流れがきていないとき、つまりピンチのときに焦ったり、へこたれると、

必ずミスをまねきます。

だからピンチに動じないで、じっと力を貯めておき、

次のチャンスを活かす。

これに耐えられるきょうじんな精神力を鍛えておけば、

勝利の女神は、再び訪れるのです。

朝霧に包まれる元箱根の写真

 勝負の勘を磨くこと

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

私はよく、

一流と二流の差は、自分の成功イメージを持つか、持たないか

だと言っています。

たとえば、苦しいときでもじっと耐えられるのは、

我慢してやっていれば、必ず成功する」と考えられる人です。

自分は勝てるんだ」「絶対に勝てるんだ」と信じ込めば、

脳が自然に、成功への回路をつくってくれるのではないかと思うのです。

 

実はゲームで勝つのは大変なのです。

よほどの実力差がある場合を除けば、

ほとんどがツキのあるなしに左右されるからです。

ですが意外に思うかもしれませんが、

それに対して、仕事で勝つのはそれほど難しいことではないのです。

先ほども言ったように、勝負のポイントで、

ライバルにほんのちょっと差をつければよいのですから。

 

周囲を見回してください。

全身全霊を賭けて仕事に熱中している人が、

あなたの会社に何人いますか。

手抜きとは言いませんが、

寝ても覚めても仕事のことを考えているという人は、

そう多くないのではありませんか。

 

そういう中で、あなたは勝負事で培った集中力を発揮すればよいのです。

勝負のポイントを見極め、どこに力を注ぎ、

どうやって前に出るかを考える。

箱根のレースではありませんが、「ここが勝負」と思ったら、

たとえ倒れても前に進む気構えを持てばよいのです。

 

すると、勝利が見えてきます。

勝てば楽しい。

負ければ悔しい。

この思いは仕事にぶつけるのです。

その思いが強ければ強いほど、勝つ確率は高くなります。

 

いったん勝つ方法を覚えてしまえば、次はもっと簡単です。

その結果、あなたは社内のライバルに差をつけることができます。

唯一の強敵と言えば、途中入社の人たちです。

彼らは社内に同期生もいないし、自分の味方もいません。

つまり、個人の力でその存在感を誇示し、

短期間に成果を上げなければならない立場です。

仕事に立ち向かう危機感が違うのです。

 

もしかしたら彼らは、前の会社で挫折を体験しているかもしれません。

こういう人は、負ける悔しさを経験しています。

だから、もう負けたくないと心底思っているはずです。

 

それなら、あなたもそれに負けないように、

自分を追い込むしかありません。

仕事の勝負で自分を追い込む……

これが仕事で成功する最大にして、唯一の秘訣なのです。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • 力を入れるところと、抜くところをよく計算して、相手の力量に応じて一挙にパワーアップすればよい。
  • 感性を磨き、たとえ自分に流れがきていないと感じたときでも、決してへこたれないこと。
  • 一流と二流の差は、自分の成功イメージを持つか、持たないか
  • 仕事の勝負で自分を追い込む……これが仕事で成功する最大にして、唯一の秘訣

勝負のかんは、勝負事をたくさん経験した人ほど、養われているように思います。

勝つ喜び、負ける悔しさ」をたくさん味わえば、『勝つ方程式』がおのずと身についてきます。

自分の成功イメージを持ち、自分に流れがきていないと感じたときでも、決してへこたれず、仕事の勝負で自分を追い込みましょう

出典 『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』 林野宏(りんの ひろし) 発行所 致知出版社 画像はヤフー検索から

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