
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
精神科医
越智 啓子(おち けいこ)さんの著書
『夢はかならず実現する 人生のしくみ』から学んだ
夢は必ず実現する
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 親が子を勝手に産むのではなく、「子が親を選んでくる」

人がこの世に生まれてくるにあたって、男性か、女性かを選んだ後は、
何を選ぶのでしょうか?
次は、親を選ぶのだそうです。
私がこれまで過去生療法にかかわってきて一番衝撃的だったことは、
親が子を勝手に産むのではなく、
「子が親を選んでくる」ということでした。
両親から十分な愛情をいっぱいもらって、しかも尊敬できる場合は、
「さすがだわ! 最高の両親を、自分は選んで生まれてきて、
本当によかったわ」と心底思えるでしょう。
しかし、両親から虐待を受けたり、十分な愛情をもらえなかったり、
インナーチャイルド(内なる子ども)が傷ついている場合は、
こんなことを言われても、すぐには受け入れられないと思います。
「私は、こんな厳しい親を選んだ覚えはない!」
「私を虐待する親なんて、自分で選んだはずはない!」
と思わず叫びたくなるのではないでしょうか?
でも、「子が親を選ぶ」といっても一方通行ではなく、
必ず子どもになる魂が、自分の今回の「人生のシナリオ」を、
親に選びたい人に見せて、ちゃんと承諾をもらうのだそうです。
そのために適した親選びは、とても大切な要素でもあります。
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3 「人生は舞台」

「人生は舞台」とよく言われますが、
「人生のしくみ」は、まさに舞台です。
前述したように、
人は今までの自分のいろんな人生のビデオを参考にして、
次の「人生のシナリオ」を書きます。
今回挑戦したいことや、
また以前の気になるやり直しや夢を組み入れていきます。
チャレンジしようとする内容が難しいほど、魂の学びは多くなり、
それだけ成長できて、さらに魂が輝くのです。
あの世では、思ったことがそのまますっと実現しますから、
シナリオを書くと言っても、この世のように面倒なことはなく、
苦労しなくても、あっという間です。
思えば、イメージすれば、それだけで書けてしまいます。
それは、遺伝子、DNAに記録されるのです。
最近、DNAの中に、
過去生の記録が入っていることまで、わかってきました。
だんだん科学が追いついてきています。
そのシナリオを元に、次はキャスティングを、
つまり、どの役をどの人にお願いするかを決めていきます。
もちろん主人公は、「自分」です。
次に大切なのが、両親。
そして、もしその親が愛情表現できないという場合には、
親代わりになる人(祖父母、姉兄、伯父、伯母など)。
さらに妻や夫になる人、自分の子どもたち、兄弟姉妹、
友だち、先生、仕事仲間など。
学びの課題のハイライトに登場する大切な人々については、
キャスティングは、とくに慎重になります。
本当に、人生は舞台劇を創り上げていく段取りに似ているのです。
4 人生は、舞台劇を創り上げていく段取りに似ている

人生では、人間関係がとても大切な学びの場になりますから、
どの人といつごろ出会うか、といったタイミングが大切になってきます。
とくに、人生の節目には、大きく次の展開に変化していくため、
大事な情報や気づきのきっかけになる「せりふ」を言ってくれる人に、
出会えるようにきちんと、セットされます。
皆さんも思い当たることがありませんか?
「あのとき、あの人に会わなかったら、今の自分はなかった……」
と思えることが。
それも、実は、自分の魂が前もって書いたシナリオの通りなのです。
だから、本当に「すべてはうまくいっている」と言い切れるのです。
私たちは、人間関係の基礎になる「信頼感」を、
まず生まれてすぐに触れ合う母親から学びます。
もし母親と信頼関係を持てないと、その後、
友だちを作れなかったり、集団の輪の中にうまく入れなかったり、
社会に出てからも、会社で適応が難しかったりと、
後の人間関係に大きな影響が出てきやすいのです。
一方、父親からは、社会との交流方法を学びます。
父親は、社会の窓口なのです。
男性エネルギーの出し方のモデルでもあります。
父親と信頼関係が持てないと、社会に出ていくのが怖かったり、
男性が怖かったり、行動を起こすのが怖かったりします。
あなたの親選びは、いかがだったでしょうか?
5 オザビエルの願い

今日の学びは、
- 「子が親を選んでくる」ということ。
- といっても一方通行ではなく、必ず子どもになる魂が、自分の今回の「人生のシナリオ」を、親に選びたい人に見せて、ちゃんと承諾をもらう。
- 「あのとき、あの人に会わなかったら、今の自分はなかった……」と思えることが、人生の節目に、セットされる。
自分の魂が前もって書いたシナリオの通り━━。
だから、本当に「すべてはうまくいっている」を信じて、
前向きに、淡々と生きていきましょう。
出典 『夢はかならず実現する 人生のしくみ』 越智 啓子(おち けいこ) 発行所 徳間書店 画像はヤフー検索から

