
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
クレディセゾン社長
林野宏(りんの ひろし)さんの著書
『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』から学んだ
空極の運とツキをつかむ
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 リーダーシップとは

リーダーシップとは、
知識が豊富で優れているという面も大事ですが、
それ以上に、人望があって、みんなが従うという条件が大きいのです。
みんなを従わせる要素とは、それはやはり、実績です。
体力、気力、知力ということで言えば、
リーダーには、単なる偏差値ではなく、
もっと広範な知識の活用力がある人がふさわしい。
みんなが獲得した知識と経験をまとめ上げ、
知恵に変えて、富に置き換える。
このように、知識を知恵に昇華していける人間、
それがリーダーということです。
3 リーダーに求められる4つの資質

つまりリーダーシップとは、
「どんな局面で、どう行動するか」であり、
「どう、リーダーとしての役割をはたすか」なのです。
では、リーダーに求められる資質とは何でしょうか。
1 シンプルな目標と明確なビジョン
2 それをわかりやすい言葉で説明できる能力
わかりやすい説明でなければ、周囲は納得しません。
つまり、説得→納得→共感のプロセスを生み出すことが人を動かすことになると思います。
3 信念に基づいた行動力
理論や理屈だけで人を動かすことはできません。
経験を積み、幾多の修羅場をくぐり抜けた結果。身につけた行動力に対しては誰もが敬服するはずです。
4 私心がないこと
得てして日本のビジネス現場では、
「何が正しいか」より「誰が正しいか」が優先されがちです。
これは一種のえこ贔屓であり、部下は、リーダーのこんな姿勢をよく見ています。
4 「言行一致」を原則としている人、言動にぶれがないこと

また、リーダーという立場は、
決して特殊な地位や特権ではないことも心得ておかなければなりません。
むしろリーダーシップは、責任の一環であり、
優れたリーダーは、常に自分に厳しくなければなりません。
従って、たとえ物事がうまく運ばなくても、
決して失敗を他人のせいにしないことです。
自らが責任を取る覚悟で、部下に存分に仕事をさせ、
組織と部下を成功に導く人、それが真のリーダーの姿です。
リーダーとして「信頼」が得られるよう努力をし続けることも重要です。
信頼できない人に従おうとする人はいません。
とはいえ「信頼されること」=「好かれる」ということではありません。
人間的にいい人が、必ずしも優秀なリーダーになれるわけではないので、
この点を間違えないでください。
では、信頼感とはどこから生まれるのでしょうか。
それは、日頃から「言行一致」を原則としている人です。
同時に、言動にぶれがないこと、「一貫性」があるということです。
5 オザビエルの願い

「運とツキの法則」
真のリーダーシップは、現場からトップにいたるまで
それぞれが自己規律と責任を自覚し、
自分の持ち場に応じたビジネス感度を発揮することなのです
林野宏さん
リーダーに向いている人、という方は、
あまり多くはいないと思います。
まじめで優秀な人でも、
偉そうに指示がなかなかできない。
自分1人でやってしまう方が楽……など。
しかし、ぜひ知識を知恵に変えて、
みなさんを富ませるリーダーになってください。
出典 『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』 林野宏(りんの ひろし) 発行所 致知出版社 画像はヤフー検索から