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桃山文化をわかりやすく解説します。
目次
1 桃山(ももやま)文化
いつごろ 織田信長や豊臣秀吉が活躍した安土桃山時代のころ 16世紀後半
場所 桃山は地名である(秀吉が晩年過ごした伏見城の取り壊し後、その跡地に桃の木を植えたことに由来している)
にない手 大名や大商人が中心
特色 豪華で壮大な文化 南蛮文化の影響を受けた文化
建築 城 - 安土城、大阪城、姫路城(世界遺産)- 壮大な天守と巨大な石垣を持つ
→ 大名の権力の大きさを表す
美術 ふすまや屏風、天井にえがかれた華やかな障壁画(しょうへきが)- 狩野永徳(唐獅子図屏風)、狩野山楽ら
工芸 有田焼(佐賀県) 萩焼(山口県)- 朝鮮人の陶工によって技術が伝えられた
生活文化 茶の湯 - 千利休(せんのりきゅう)がわび茶を完成した
千利休(せんのりきゅう)のイラスト
芸能 出雲の阿国が始めたかぶき踊りも京都で人気を集めた。三味線に合わせて語る浄瑠璃がもてはやされた。
2 南蛮(なんばん)文化
◎ ポルトガル人やスペイン人との貿易によってもたらされ、発達した文化
〇 パン・カステラ・カルタ・カッパ・オルガン・時計などをもたらした。
〇 金のくさりやボタン、帽子、ヨーロッパ風の衣服が流行した。
〇 天文学・医学・地理学・航海術など進んだ学問や技術が伝えられた。
〇 活版印刷術も伝えられ、キリスト教関係の書物が印刷された。
〇 南蛮人との交易を主題とした南蛮屏風もえがかれた。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 桃山文化(ももやまぶんか)= 安土桃山時代の文化
〇 姫路城(ひめじじょう)- 1993年世界文化遺産に登録 別名「白鷺城(しらさぎじょう」
〇 千利休(せんのりきゅう)- 茶の湯
〇 出雲の阿国(いずものおくに)- かぶき踊り
〇 南蛮文化(なんばんぶんか)
👉次のポルトガル語は、何という日本語になった? 次から選びなさい。
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☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
1 (①)文化
いつごろ 織田信長や豊臣秀吉が活躍した安土桃山時代のころ 16世紀後半
建築 城 - 安土城、大阪城、(②)城(世界遺産)- 壮大な天守と巨大な石垣を持つ
→ 大名の権力の大きさを表す
生活文化 茶の湯 - (③)がわび茶を完成した
芸能(④)が始めたかぶき踊りも京都で人気を集めた。
2 (⑤)文化
◎ ポルトガル人やスペイン人との貿易によってもたらされ、発達した文化
💮 答え
① 桃山文化(ももやまぶんか)
② 姫路城(ひめじじょう)
③ 千利休(せんのりきゅう)
④ 出雲の阿国(いずものおくに)
⑤ 南蛮文化(なんばんぶんか)
👉次のポルトガル語は、何という日本語になった? 次から選びなさい。
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答え D コップ
桃山文化は豪華で壮大な文化、南蛮文化の影響を受けた文化です。これで基礎学力バッチリです。