

今日は、オザビエル(私)が、
予知能力者
松原 照子(まつばら てるこ)さんの著書
『聞いてビックリ「あの世」の仕組み』から
実践していきたい 「幸齢者mind」をお届けします。
目次
1 死とは、肉体との別れの合図です

身体(肉体)が成長し、やがて老いていく。
その姿を見て、実感しながら、
肉体同士が会話をしたり、触れ合ったりする。
それが生きているということです。
その肉体が機能しなくなり、手放さなければならなくなったとき、
それを私たちは「死」と受け止めます。
私たちが持つ不安は、死の瞬間にどうなるかわからない、
その先に、なにがあるかもわからないために感じるものです。
肉体をなくすとともに、意識もなくなり、感覚もなくなり、
なにもかもが終了してしまうのか。
なにも感じない、なにも考えられない無の世界が待っているのか、
天国か地獄のどちらかに行かなければならないのか、
極楽浄土はあるのか……。
本当のところ、死をどう感じるかは、
自らが死を迎えてみなければわかりません。
不思議な世界の方は、このようにおっしゃいます。
「人の潜在意識の中には、『死に真相』が収められているのですが、
それは死の間際まで解放されません」
今を生きるために必要でないから、
生きている間に知ることはできないのかもしれません。
「そのときを知るのは、今を生きている人たちが言う死とは、
肉体との別れでしかないということです。
肉体はなくなりますが、意識までなくなることはないのです。
そして、次に進む世界は、だれも肉体を持っていない世界です。
そのことを死の間際に理解することで、
スムーズに進むことができるのです」
私たちが言う死は、生の続きの途中にある一過程でしかないようのです。
「死を迎える際には、だれもが痛みを経験します。
痛みに続いて軽さも感じます。
それは、肉体との別れの合図です」
痛みは、肉体がそれまでいかに自分を支えてくれていたかを認識するとともに、肉体との永遠の別れを自覚するのに必要なもので、
軽さとは、「体重がなくなるというのはこんな感じかなあ」という感覚に近いものだそうです。
痛いのは、できることなら避けて通りたいと思ってしまう私ですが、
肉体との別れを惜しむ合図でもあるので、決して避けられないようです。
2 痛みにもさまざまな違いがある

ただ、不思議な世界の方によると、
痛みにもさまざまな違いがあるとのこと。
最も穏やかなのは、天寿を全うして老衰でなくなる場合。
「十分に生きた」と満足感を覚えて死を迎える人には、
心地よい痛みを感じることさえあるそうです。
マッサージで体験する「痛気持ちいい」感じに似ているそうです。
長い闘病の末に死を迎える場合は、痛みはゆるやかになり、
「病とよく闘った」と、ご自分で納得された場合は、
最後の痛みは、心地よさに変わります。
自然災害によって死を迎えることもあります。
そのときは、地球の慈悲により、肉体との別れの痛みは、ほとんどないということです。
ただ、恐怖だけは感じると教えられました。
生きたいのに殺害された人の場合、肉体の痛みとともに、
心の痛み、魂の痛み、恐怖、憎悪の念などが入り交じるようです。
肉体をなくしたあとも痛みや念は残り、
殺害者が死ぬ間際には、殺害された人が受けた肉体の痛み、
心の痛み、魂の痛みの分が増幅され、
殺害者は強烈な痛みを隅々まで感じながら、
死を迎えることになるとのことです。
事故で亡くなった場合も、痛みは感じるものの、
感じた痛みが肉体との別れであることを受け止められれば、
痛みは続かないようです。
自ら命を絶ってしまった人は、その方法にかかわらず、
かなりの痛みがあるとのことです。
睡眠薬だから楽だろう、ということはありません。
自殺の場合、次の世界に行ったあとも痛みは続き、
中には想像を絶する痛みを抱え続ける人もいるそうです。
すべての人が、次の世界で悔い続けるのも自殺の特徴で、
ただ死を選ばなければならなかった理由が、
心も肉体も納得した覚悟あるものであった場合は、
痛みの感じ方が異なるそうです。
昔の「切腹」などが、そうなのかもしれません。
戦争で命を奪われた、ひめゆりの塔の女学生たちのような場合は、
死の直前の痛みはとても薄かったと教えられました。
戦地で命を落とした人たちは、死を迎えた瞬間の痛みは感じるものの、
それが死後も続くことはなかったようです。
さまざまな死がありますが、
感じる痛みはそれぞれ異なっているとのこと。
痛みを感じたあとには、軽さを体験します。
亡くなったあと、天に昇るイメージがあるのは、
この軽さからなのでしょう。
体重を感じなくなるのは、肉体の重さを感じなくなること。
つまり、肉体をなくしたことを自覚することです。
痛み同様、肉体との別れの合図なのです。
痛いのはイヤだと思いますが、痛みを恐れてはいけません。
今までお世話になった肉体への感謝の心を持つと、
この痛みは心地よいものに変わります。
3 今日の金言 松原 照子(まつばら てるこ)
死とは肉体との別れであり、肉体が必要のない世界に行くためのひとつの過程である

私たちが言う死は、生の続きの途中にある一過程でしかないようのです。
- 死を迎える際には、だれもが痛みを経験する。
- 痛みに続いて軽さも感じる。
- それは、肉体との別れの合図。
さまざまな死がありますが、感じる痛みはそれぞれ異なるようです。
痛みを感じたあとには、軽さを体験するようです。
- それは、亡くなったあと、天に昇るイメージ。
- 肉体の重さを感じなくなる
いつかは天に昇り、次の世界に行きます。
痛みも、肉体との別れの合図だと、感謝の心で受け入れましょう。
心の準備を、少しずつ、少しずつしていきます。