65 人生を生き抜くためのシンプルな知恵

パワーフレイズ
「心深くに根付く感情」の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者 

稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書

『 人生を意のままにする力 心。 』から学んだ

人生を生き抜くための

パワーフレーズ」をお届けします。

2 人生を、私たちはどう生き抜いていったらよいのでしょうか

心。―人生を意のままにする力

この世に生を受け、命をまっとうするまで、

歩み続ける人生という道のりは、

だれにとってもらんのドラマです。

 

栄光に満ち、歓喜きわまる日があれば、

苦難にさいなまれ、歯を食いしばって耐え忍ぶ日もあるでしょう。

 

そんな人生を、私たちはどう生き抜いていったらよいのでしょうか。

この世という荒波をどのようにぎ進めばよいのか。

 

それは、実にシンプルなことです。

人生で起こるあらゆる出来事は、すべて自らの心が引き寄せ、

つくり出したもの。

そうであればこそ、目の前に起こってきた現実に対して、

いかなる思いを抱き、いかなる心で対処するか━━

それによって、人生は大きく変わっていくのです。

 

行司ヶ滝散策、木漏れ日満ちる小川の写真

3 パナソニックを創業した松下幸之助さんは 

心。―人生を意のままにする力

パナソニックを創業した松下幸之助さんは、

幼いころに父親が米相場で失敗して破産したために、

小学校を中退してでっ奉公に出され、

子どものころから苦労を重ねてこられました。

 

しかし、そんな運命にめげることなく、

奉公先の主人に喜んでもらいたいといういちな心を持ち続け、

懸命に仕事に励んだ。

そうした松下さんの実直で明るい心が、

のちのパナソニックの繁栄を築く礎となったのです。

 

同じように丁稚奉公にやられた子どもは、

当時たくさんいたことでしょう。

自らの境遇を恨み、世の中に対して、

ひがんだり、ねたんだりした子も多かったはずです。

そういう子が松下さんのように、

大成することはなかったに違いありません。

 

どんなに苦難に見舞われようとも、

自らの運命、境遇を素直に受け止め、

耐え忍びながらも、明るく懸命に努力を重ねる。

そういう人の人生は大きくひらけます。

 

現状が苦しければ苦しいほど、

人はとかく愚痴ぐちをこぼしたり、不平不満をもらしてしまうもの。

 

しかし、それはめぐりめぐって自分に戻ってきて、

さらに悪い境遇を呼び起こしてしまうのです。

4 つねに前向きに対処していく 

心。―人生を意のままにする力

私自身、少年期から社会にでるまでは、

不運とせつの連続で、苦難と逆境の中を歩みゆく人生でした。

 

そんな自らの境遇に不平不満ばかりを唱えていたときは、

何事もうまくいくことがありませんでした。

しかし、運命を素直に受け入れ、はらを据えて仕事に没頭し出したたん

人生の流れは、逆風から追い風へと変わったのです。

 

あとから思えば、一見いっけん不幸の色に染まっているように思えた少年時代は、

実は点が与えてくれたすばらしい人生への前奏曲でした。

 

もし挫折も苦労もまったく知らず、順風満帆まんぱんな人生を歩んできたとしたら、

自らの心を磨こうという努力をすることもなく、

また、他人の気持ちをみ取ったり、いたわったりすることのできない

人間になっていたことでしょう。

 

目の前に現れた状況がいかに苛酷なものであっても、

それに対して恨んだり、卑屈になったりせず、

つねに前向きに対処していく━━

それこそが、すばらしい人生を生きる秘訣なのです。

5 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

目の前に現れた状況がいかに苛酷なものであっても、

それに対して恨んだり、卑屈になったりせず、

つねに前向きに対処していく━━

それこそが、すばらしい人生を生きる秘訣

 

人生で起こるあらゆる出来事は、すべて自らのが引き寄せ、

つくり出したもの。

自らの運命、境遇を素直に受け止め、

耐え忍びながらも、明るく懸命に努力を重ねる。

 

私たちは、明るい未来が拓けると信じて、

つねに前向きに対処していくことが

すばらしい人生を生きる秘訣のようです。

がまん強く、明るく懸命に努力していきましょう。

出典 『 人生を意のままにする力 心。 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

タイトルとURLをコピーしました