362 大谷翔平選手も愛読する中村天風 これが最も合理的な食生活!「植物性の食べ物を7割、動物性のものを3割食べる」

パワーフレイズ
松阪牛のステーキの写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

山王総合経営研究所所長

清水榮一(しみず えいいち)さんの著書

中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!』から学んだ

仕事にも人生にも大いなる奇跡を引き起こす

パワーフレーズ」をお届けします。

 植物性の食べ物を7割、動物性のものを3割食べる

中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!―実践!数々の奇跡を生んだ「心身統一」法の力!

人間とは、宇宙が生んだ「自然の産物」である。

したがって自然の法則に逆らっては、心身(生命)の力が低下する。

たとえば、食べることと排泄と睡眠という自然の生理現象。

自然に順応して行われていないと、人間はすぐに病気になってしまう。

生命力を高めるためには、自然の法則に順応した、ライフスタイルが必要なのだ。

 

生命力を高めるためには、まず正しい食べ物を食べなければならない。

それには自然のもので、人体にふさわしいものを摂取するのが基本である。

 

命は命によって育てられる。

人間も、植物や他の動物の命によって生きているのだから、

感謝することが必要である。

また、その命を無駄にしないためにも、

野菜は新鮮なものがいいというのが常識だが、も同じである。

くさりかかったものには、たとえ美味うまいと言われようが、

できるだけ食べないことである。

 

人間を含め四つ足の動物は、必ず体内に毒素を持っている。

殺してにすると血は出るが、全部の血が抜け出ることはない。

残留した血とともに毒素は残る。

そして毒素が肉に入り込む。

しょく家は、くさりかけの美味びみだと言って食べるが、

これは食べた人が、毒素を背負い込むことになる。

だから、を食するときは、それ以上の新鮮な野菜が必要になる。

 

人間には切り歯がある。

つまりも食べていいようにできているのだ。

植物性の食べ物を7割、動物性のものを3割食べるというのが、

歯の構成から見た現代人の基準だろう。

 

を食べた場合は、野菜を多く摂らなければならない。

西洋人は、それをよく知っていてより野菜をよく食べる。

また、西洋料理には、必ずと言っていいほど、パセリがついてくる。

日本人は残す人が多いが、パセリさしのワサビと同じで、

消しなのである。

食を伝統にしてきた西洋人の知恵なのだ。

パセリは残さないことである。

ごま油風味のサラダの写真

 なものを食べるように心がけることも大切

中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!―実践!数々の奇跡を生んだ「心身統一」法の力!

自然なものを食べるという意味では、

しゅんなものを食べるように心がけることも大切だ

最近、なものとでないものには、

栄養価に大きな差があるという調査結果が出ていた。

見た目には同じでも、自然が与えた命と人工的に手を加えたものには、

違いがあるということなのである。

 

昔から「しん土不二どふに」ということが言われている。

自分の生まれたところで採れたものを食べるのが、

体にいいということだ。

そういう意味でも、日本人はできるだけ植物性のもの、

それものものを食べるようにしたほうがいい。

 

食事の量は、昔は腹八分目と言ったが、

今は栄養過多になっているから、腹六分目ぐらいでいい。

その成立が紀元前150年前後とも言われる古い伝承文献を読むと、

こんな記述がある。

このごろの人間は2食主義になり、食べ過ぎだ。

2度も食べるから、病気が流行する

つまり、その前は1日1食だったのである。

 

1日2食の伝統も長く続いた。

武士は戦いで体を使ったから、よく食べなければならなかったが、

それでも2食だった。

3食になったのは、明治になってからである。

 

昔の中国の苦力(クーリー)は、大変な肉体労働者でスタミナもあったが、

彼らも朝食は食べなかった。

2食でも十分なのである。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • 生命力を高めるためには、自然の法則に順応したライフスタイルが必要。
  • それには自然のもので、人体にふさわしいものを摂取するのが基本。
  • 植物性の食べ物を7割、動物性のものを3割食べる。
  • 自然なものを食べるという意味では、なものを食べるように心がけることも大切。

生命力を高めるために、人体にふさわしいものを摂取していきたい。

植物性の食べ物を多く食べるようにし、特になものを食べるように心がけたい。

出典 『中村天風 もっと強くなれ、必ずそうなれる!』 清水 榮一(しみず えいいち) 発行所 三笠書房 画像はヤフー検索から

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