351 『ハーバードの人生を変える授業』②「習慣化する」

パワーフレイズ
鏡を見ながらフォームの確認の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

ハーバード大学で教育を受け、

組織行動論で心理学の博士号を取得した心理学者

タル・ベン・シャハーさんの著書

ハーバードの人生を変える授業』から学んだ

世界最高学府の学生たちを最も熱狂させた

授業」をお届けします。

2 変化するために必要なのは、習慣を取り入れること

ハーバードの人生を変える授業

変化する」ことは、非常に難しいとする研究結果が数多くあります。

新しいやり方を学ぶ、新しい行動を取り入れる、

あるいは古い習慣を変える、ということはどれも大変なことです。

 

個人であれ、組織であれ、変化しようとするもののほとんどが失敗します。

ジム・レーヤートニー・シュワルツは、

『成功と幸せのための4つのエネルギー管理術』の中で、

(青島淑子訳、阪急コミュニケーションズ)

変化についての興味深い考え方を提唱しています。

 

変化するために必要なのは、自制心を養うことではなく、

習慣を取り入れることだというのです。

3 決められた行動を、特定の時間に行うこと

ハーバードの人生を変える授業

最初に何かを習慣化することは難しいのですが、

習慣を続けることは、比較的簡単です。

 

一流のスポーツ選手たちは、毎日決まった時間に競技場に行って、

スポーツジムに通い、ストレッチを行うことを習慣にしています。

私たちの大半は、日に最低2回は歯を磨くことを習慣にしています。

歯を磨くことは習慣なので、特別な自制心は必要ありません。

変化を起こすためには、それと同じことをしてみましょう。

 

レーヤーシュワルツは、

習慣をつくるには、確固たる価値観に基づいて、決められた行動を、特定の時間に行うことが必要である

としています。

スポーツ選手にとっては、一流であることは非常に価値があることなのでスポーツ選手はトレーニングを習慣にしています。

私たちにとって、清潔であることは非常に価値があることなので、

歯磨きを習慣にしているわけです。

 

幸福に価値をおき、さらに幸せになりたいと願うのであれば、

その思いを中心に習慣をつくる必要があります。

歯周病に揃えた歯磨きセットの写真

5 これまで変えようとしてできなかったことは何ですか。取り入れようとしてうまくいかなかった行動や決意は何ですか。(Think

ハーバードの人生を変える授業

2つの習慣を実行するAction

 

これをすれば、もっと幸せになれると思う2つの習慣を考えてください。

  • 毎晩15分間の瞑想をする
  • 毎週火曜日はパートナーとデートする
  • 朝起きて最初に4回深呼吸をする
  • 2日に1度は本当に好きな本を読む
  • 毎週日曜日の午後の2時間を趣味に費やす

など、いろいろ考えられます。

 

習慣にすることを決めたら、スケジュール帳に書いて実行してください。

新しい習慣を始めるのは難しいかもしれません。

しかし、1か月ぐらい続ければ、

新しい習慣は、歯を磨くのと同じくらい簡単なことになるでしょう。

 

この本に書かれていることすべてを「習慣化」することをお勧めします。

1度に1つか2つの習慣を取り入れ、無意識にできるようになるまでは、

新たな習慣を取り入れないでください。

トニー・シュワルツが述べているように、

「野心的になりすぎて失敗するよりも、

ゆるやかに変化し続けるほうが好ましい。

成功は、それ自体がさらなる成功の源となる」

のですから。

5 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • 変化するために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れること。
  • 習慣をつくるには、確固たる価値観に基づいて、決められた行動を、特定の時間に行うことが必要。

毎日、よい習慣を続け、成功と幸せに向かって前進していきましょう!

出典 ハーバードの人生を変える授業 筆者 タル・ベン・シャハー 訳者 成瀬 まゆみ 発行所 大和書房 画像はYahoo検索から

 

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