
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、 心理カウンセラー 植西 聰(うえにし あきら)さんの著書 『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』から学んだ 謙虚に振る舞うとツキに恵まれる 「パワーフレーズ」をお届けします。
2 2人のイタリアンの料理人

イタリアンのお店を始めて、成功を収めた2人の料理人がいました。 AさんとBさんです。 その2人がそれぞれに、料理の本を初めて出版することになりました。 Aさんは編集者に「構成内容はこうしろ、ああしろ」と 注文ばかりつけていました。 挙げ句の果て、出版後も、「書店に置かれていない」と 抗議の電話をすることもしばしばありました。 それとは対照的なのがBさんです。 Bさんは編集者に「構成内容はすべてお任せします」と言って、 編集者に注文をつけることは一切しませんでした。 また、出版後、書店に本が置かれていなくても、 「自分の本が出版されただけでもありがたい」と考え、 文句を口にすることはありませんでした。 その結果、Bさんの本だけが飛ぶように売れ、 なおかつ、お店も繁盛しました。 逆に、Aさんの本はほとんど売れず、 お店も次第にすたれていくようになったのです。
3 実るほど頭を垂れる稲穂かな


日本には「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という格言があります。 稲は実を熟すほど穂が垂れ下がるように、 人間も成功を収めた人や人格者ほど、 謙虚に振る舞うようになるという意味です。 実際、謙虚に振る舞うと、 運気が幸運エネルギーとなって形となって現れても、 消滅することはありません。 むしろ、人から好かれ、敬われるため、 さらなる運気をためることができます。 つまり、そういう人はいつまでも ツキに囲まれた人生を送ることが可能になるのです。 そのためには、うまくいっているときこそ、 誰に対しても、腰を低くして接していくことが大切になってくるのです。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、 実るほど頭を垂れる稲穂かな うまくいっているときこそ、 誰に対しても、腰を低くして(謙虚に)接していくことが大切。 そうすると、人から好かれ、敬われるため、 さらなる運気をためることができるということ。 さあ、謙虚な気持ちで、 大きな希望を持ち、明るい未来へ1歩1歩前進していきましょう。
出典 『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 発売元 PHP研究所 画像はヤフー検索から