18 すべての健康は食生活からはじまる

パワーフレイズ

ステーキとトマトのカットの写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

精神神経科・斎藤病院名誉院長

斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書

「もう疲れた」と思ったときに読む本』から学んだ

何でもバランスを考えたほうがいい

パワーフレーズ」をお届けします。

2 バランスのとれた食生活を心がける

じっぴコンパクト<br> 「もう疲れた」と思ったときに読む本―モタさん流「心のゆとり」のつくり方

体力のある若いうちはムリがきく。

徹夜でマージャン、夜通し飲み明かしても、一晩ぐっすり眠れば、

翌日はシャキッとする。

しかし、人間は年をとるにしたがって、体力もなくなってくるし、

それにともなって、基礎代謝も減少する。

つまり若い頃ほど、エネルギーを必要としなくなるわけだ。

 

したがって、若いときと同じような食生活を送っていると、

肥満を招くことはもちろんのこと、それ以外の障害が多々出てくる。

 

それ相応の年齢になって、

お腹が出ていると「貫禄かんろくがついた」とよく言われるが、

肥満」は立派な生活習慣病と言える。

 

かくいう私も肥満に悩む1人である。

かつて、私の妻は、私のスリムな姿にれたと言っていたが、

気づけば80キロ。

一時期は食生活に気をつけて、75キロまで落としたものの、

また80キロ当たりをうろうろしている。

 

食べ過ぎ・飲み過ぎによる肥満は、皮下脂肪となって蓄積し、

それは貫禄をつけるだけではなく、

心臓に負担をかけ、内臓や動脈壁に沈着して障害を起こさせる。

高血圧、動脈硬化を促進し、糖尿病誘因ゆういんともなる。

 

肥満を防ぐには、バランスのとれた食生活を心がけることが第一である

お椀に入った納豆の写真

3 植物性タンパク質を摂取する

じっぴコンパクト<br> 「もう疲れた」と思ったときに読む本―モタさん流「心のゆとり」のつくり方

まず、とにかく若いときのように、

がむしゃらにばかり食べたりしないことだ。

を食べたら、その倍の野菜を食べる。

1週間に料理より、料理を食べる回数を増やす。

 

毎日お風呂上がりに体重計にのって、

自分の体重を常に自分で把握しておく

だいたい身長から100を引いた数字、

これが自分の平均体重と見ていいだろう。

 

しかし、体重がオーバーだからといって、

ただただ絶食して、体重を減らすことが健康ではない。

とくにどうもなく血圧に異状がなければ、急速に減量する必要はないが、

1年に何度となく、主治医に相談するのがベストだろう。

 

タンパク質は筋肉や骨、皮膚、血液を形づくる原料であるから、

不足すると体調を崩してしまうが、

だからといってがむしゃらにただ食べてばかりいるのは考えものだ。

動物性タンパク質食品には、高血圧や動脈硬化の原因となる

脂肪やコレステロールを多量に含んだものが多いからだ。

逆に植物性タンパク質食品は、コレステロールを抑える

レシチンという物質を含んでいるので、

高齢になるにつれて、

植物性タンパク質を摂取する割合を増やすべきだろう。

 

だい、いんげん豆、はんぺん、脱脂粉乳。

特に大豆は低カロリーであるから、納豆や豆腐といった

大豆を原料とした食品を、マメにとるようにするのがいいだろう。

要するに、決まったものばかりを食べずに、

何でもバランスを考えたほうがいい。

4 オザビエルの願い

若いうちから、30年後、40年後を考えて、

バランスのとれた食生活を心がけること。

 

オザビエル(私)も、職場の同僚の中には、同世代なのに、

ガンや、糖尿病の合併症で亡くなられた方がいます。

 

どうか、バランスのとれた食生活を心がけて、

いつまでも、健康で、仕事や大好きなことに励んでください。

出典 『「もう疲れた」と思ったときに読む本』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所   実業之日本社 画像はヤフー検索から

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