13 院政から平氏の政権へ

中学歴史
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院政から平氏の政権へをわかりやすく解説します。

1 院政(いんせい)

11世紀後半には、藤原氏と関係がうすい後三条天皇が、政治の実権をにぎったことで、摂関政治の力は次第におさえられるようになった。
1086年 白河天皇は、位をゆずり上皇(じょうこう)になってからも、御所)で治の実権をにぎり続けた。= これを院政(いんせい)という
→ 摂政や関白の力をおさえ、多くの荘園上皇のもとに集まった。
1156年(保元元年)保元の乱後白河天皇(弟)と崇徳上皇(兄)の対立→ 後白河天皇の勝利
1159年(平治元年)平治の乱平清盛と源義朝の対立→ 平清盛の勝利
平清盛(たいらのきよもり)のイラスト

2 平氏の政権

平清盛(たいらのきよもり)は、後白河上皇院政を助け、
1167年 武士として初めて太政大臣になった。
  1.  一族も高い地位に就いた。
  2.  多くの荘園を支配した。
  3.  兵庫(神戸市)の港を整備し、貿易を始めた。
  4.  娘を天皇のきさきにして、政治の実権をにぎった
平清盛後白河上皇(のち法皇対立するようになった。
1180年 上皇の皇子=以仁王平氏討伐をよびかけた。
1180年 源頼朝(伊豆に流されていた)が兵を挙げた。
1180年 源義仲(木曽にいた)は平氏をやぶり、都から追い落とした。
源頼朝は、弟の源範頼源義経(みなもとのよしつね)に命じ、瀬戸内海に逃げた平氏を追撃させた。
1185年 源義経は、壇ノ浦(山口県)で平氏をほろぼした。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 上皇(じょうこう)

〇 院政(いんせい)

〇 平清盛(たいらのきよもり)[1118~1181年] 

〇 源義経(みなもとのよしつね)

〇 壇ノ浦(だんのうら)

👉〇〇にあらずんば 人にあらず」〇〇に当てはまる言葉を答えなさい。                    

答えは最後に

 ふり返り

◇ に当てはまる言葉を答えなさい。

1 
1086年 白河天皇は、位をゆずり(①)になってからも、御所()で治の実権をにぎり続けた。= これを(②)という
2 平氏の政権
(③)は、後白河上皇(②)を助け、
1167年 武士として初めて太政大臣になった。
源頼朝は、弟の源範頼(④)に命じ、瀬戸内海に逃げた平氏を追撃させた。
1185年 (④)は、(⑤)(山口県)で平氏をほろぼした。

💮 答え

 上皇(じょうこう)

 院政(いんせい)

 平清盛(たいらのきよもり) 

 源義経(みなもとのよしつね)

 壇ノ浦(だんのうら)              

👉〇〇にあらずんば 人にあらず」〇〇に当てはまる言葉を答えなさい。                    

答え 平家(平氏)

平清盛も、藤原道長のように栄華を極めました。これで基礎学力バッチリです。
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