🌸 10分集中してやれば、確実に実力がアップします(できる!)。
大和政権の時代の人々の暮らしをわかりやすく解説します。
目次
1 大和政権の発展
3世紀後半になると、奈良(大和)盆地を中心とする地域に
強大な力を持つ王と有力な豪族たちからなる勢力=大和政権(やまとせいけん)が現れた。
5世紀後半には、その王が九州地方から東北地方南部までの
有力豪族を従え、
大王(おおきみ)とよばれるようになった。
(7世紀に天皇と呼ばれるようになる)
2 古墳(こふん)時代の文化
大和政権の王や豪族の墓として大きな古墳が造られた。
→ 古墳時代 古墳文化
〇 表面に 埴輪(はにわ)- 円筒埴輪、人形、家形、馬形など = 起源は殉死の代わり
〇 内部に 初めは銅鏡・銅剣・玉など = 祭りの道具
3 中国・朝鮮半島との交流
中国では 5世紀ごろ 南朝と北朝に分かれて対立
478年 大和政権の王武は、南朝(宋)に使いを送った。
=(倭の五王)-「宋書」倭国伝に記されている
- 倭の王としての地位をより確かなものにする
- 朝鮮半島の国々に対しても有利な立場に立つ
朝鮮半島では 4世紀以降 高句麗・百済・新羅が勢力争い
大和政権は、朝鮮半島南部の伽耶地域(任那)の国々や百済と交流が深かった。
朝鮮半島からは、戦乱の影響もあり、一族で日本に移り住む
人々 = 渡来人(とらいじん)が増え、日本に新しい文化や技術を伝えた。
- 高温で焼いた黒っぽくかたい土器(須恵器)を造る技術
- 漢字や儒学
- 仏教(6世紀半ばに)
大和政権は渡来人を盛んに採用した。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 大和政権(やまとせいけん)
〇 大王(おおきみ、だいおう)
〇 前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)
〇 埴輪(はにわ)
〇 渡来人(とらいじん) または 帰化人(きかじん)
👉勾玉(まがたま)を磨くと曲が(っ)たま!?
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。1 大和政権の発展
3世紀後半になると、奈良(大和)盆地を中心とする地域に
強大な力を持つ王と有力な豪族たちからなる勢力 =(①)政権が現れた。
5世紀後半には、その王が九州地方から東北地方南部までの有力豪族を従え、
(②)とよばれるようになった。
(7世紀に天皇と呼ばれるようになる)
2 古墳(こふん)時代の文化
大和政権の王や豪族の墓として大きな古墳が造られた。→ 古墳時代 古墳文化
〇 形 (③)墳 = 前が方形で後ろが円形の古墳、円墳、方墳
〇 表面に (④)が並べられた - 円筒(④)、人形、家形、馬形など = 起源は殉死の代わり
↑④
3 中国・朝鮮半島との交流
朝鮮半島からは、戦乱の影響もあり、一族で日本に移り住む人々 =(⑤)が増え、
日本に新しい文化や技術を伝えた。
💮 答え
① 大和政権(やまとせいけん)
② 大王(おおきみ、だいおう)
③ 前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)
④ 埴輪(はにわ)
⑤ 渡来人(とらいじん)
これで基礎学力バッチリです。